NEXCO西日本(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石塚由成)は、毎年9月を「不正通行対策強化月間」としており、今年も不正通行対策強化月間の取り組みを実施していく。
なお同社によると、不正通行の件数は、ピーク時の平成19年からは半減している。しかしなお年に5万件強発生していると云う。
これを踏まえ、NEXCO西日本では、有料道路事業に対する顧客からの信頼を損ねることがないよう、不正通行の根絶に向けて取り組んできた。
そして今年は以下において、その取り組みを一層強化していく構え。
強化月間の内容
1.実施期間
平成28年9月1日(木)~平成28年9月30日(金) 30日間
2.強化する取り組み内容
(1)啓発活動の強化
顧客に対し、ETCレーンの正しい走行方法、車両変更時の再セットアップの必要性や、ETCレーンをうっかり突破して正常に課金されなかった場合の道路会社へのお申し出が必要であることの啓発を強化する。
また、周回走行をした場合、最短距離の2倍を超える迂回走行をした場合などにも道路会社への申し出が必要であることの啓発を強化していく。
(2)監視活動の強化
期間中、高速道路交通警察隊との合同監視を実施し、社員による不正通行監視活動等を強化する。