三菱電気、自動車部品取引でカナダ・オンタリオ州から約11億円の罰金支払いを命じられる


三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柵山 正樹、以下、三菱電機)は2017年4月25日(カナダ時間)、特定顧客向けの一部自動車用部品(オルタネータ―及び点火コイル)の取引に関してカナダ競争法に違反したとして、同国オンタリオ州の裁判所から1,340万カナダドル(約11億円※)の罰金支払いを命じられた。※2017年3月末TTM レート換算。

なお上記は、2011年7月20日以降、一部自動車用部品の取引に関するカナダ競争当局の調査に全面的に協力し、今般、司法取引を行った結果によるもの。

三菱電気は、同件を含む一部自動車用部品の取引に関する処分を厳粛に受け止め、2011年10月以降、コンプライアンス体制や内部規程の見直し、従業員の再教育等、再発防止策の徹底に向けた取り組みを継続的に実施している。

また同社では同件に際し、「お客様をはじめ、関係の皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くおわび申し上げます。

今後もコンプライアンスの徹底と、強化に全社を挙げて取り組んでまいります。

本件に伴う2017年3月期の連結業績予想(2017年2月2日公表分)の修正はありません。なお、2017年3月期の連結業績については4月28日に発表予定です」と述べている。