KGモーターズ、豊田合成などから3.6億円の追加調達を実施

シリーズA総額17.5億円で完了、累計調達23.8億円、事業会社と協業フェーズへ

KGモーターズ(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 一成)は8月29日、シリーズAラウンドで総額3.6億円の追加調達を実施。シリーズA総額は17.5億円となった。これまでの累計資金調達額は23.8億円に到達している。

今回の追加調達では、事業連携を見据えたパートナーシップ強化を軸に、自動車部品大手の豊田合成、リース事業大手のみずほリースが運営するCVC。

物流・エネルギー領域で広域ネットワークを持つ鈴与商事、地域資源との共創を進める日本海ラボなど、mibotの量産後に於ける事業展開で相互補完が可能な事業会社が新たに加わった。

これにより、mibotはいよいよ事業会社との本格的な協業フェーズに入る。

更に、ひろぎんキャピタルパートナーズ、YMFGキャピタル、スパークルといった地域・成長企業支援に強みを持つベンチャーキャピタルの新規参画。

そして既存株主であるちゅうぎんキャピタルパートナーズの追加出資により、資金面の強化に留まらず、地域ネットワークや成長支援ノウハウを活かした事業基盤の拡充が進み、量産後の市場展開をより確実かつ広範に推進できる体制が整ったとしている。

資金調達の概要
今回調達額:3.6億円
シリーズA総額:17.5億円
累計調達額:23.8億円

新規出資者
豊田合成株式会社
未来創造キャピタル株式会社(みずほリースCVC運営会社)
鈴与商事株式会社
株式会社日本海ラボ
ひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社
株式会社YMFGキャピタル
スパークル株式会社
既存株主(追加出資):
ちゅうぎんキャピタルパートナーズ株式会社

mibot量産ライン レイアウト

調達資金の使途
今回の追加調達資金は、前回調達で進めてきた以下の取り組みを更に確実に実行するために活用するという。

  • 初期ロットの量産試作・部材調達
  • 量産のための設備投資
  • 生産体制・品質管理体制の整備
  • マーケティングおよびブランド認知拡大施策

加えて、新たに参画いただいた事業会社およびCVCとの連携を通じ、量産後の市場展開を見据えた協業基盤を構築します。これにより、共同開発や販路・サービス網の拡充など、量産後の事業展開を加速させていく。

引受先コメントは以下の通り

豊田合成株式会社 新価値創造部 ベンチャー投資企画室 CVCキャピタリスト 村松実希子氏
豊田合成は、未来のモビリティ社会に貢献することを中長期の目標にしております。小型モビリティ領域におけるKGモーターズ社の知見と当社の技術が融合することで、「安心・安全」な移動を実現し、地域社会の課題解決に貢献できるものと大いに期待しております。共に、新しい移動の未来を切り拓いていくことを楽しみにしています。

未来創造キャピタル株式会社(みずほリースCVC運営会社) 代表取締役 松山敏彦氏
今般、みずほリース株式会社CVCファンドを通じて、KGモーターズ様に出資し、共に成長できることを嬉しく思います。 「mibot」は、安全性/快適性と適正価格を両立したプロダクトであり、持続可能な地域交通の移動手段として、重要な役割を担うものと確信しております。楠CEOをはじめとするバイタリティ溢れる経営陣の皆さまのチャレンジに貢献できるよう、みずほリースグループの総力をあげてサポートして参ります。

鈴与商事株式会社 取締役 佐野博紀氏
同社が手がける「mibot」は、持続可能な次世代モビリティとして多くの可能性を秘めており、地域社会の移動課題に対する新たな解決策として、今後の展開に大きな期待を寄せております。同社の更なる成長を継続的に支援していくとともに、弊社と致しましても、「mibot」をMaasのソリューションのアイテムの一つとして積極的に活用して参ります。

株式会社日本海ラボ 代表取締役社長 新田洋太朗氏
超小型EV「mibot」は、シンプルな車両構造と誰もが手に取りやすい価格、加えて一人で気軽に乗ることができるパーソナルな移動空間としての楽しさなど、経済合理性とモビリティの魅力を両立する素晴らしいプロダクトになると期待しています。私たちの住む地方都市においても、日々の移動の足として、休日の相棒として、様々なユーザーに支持される可能性を感じています。早期の量産、デリバリー、普及に向け、当社としても微力ながら応援をさせていただきたいと思います。

ひろぎんキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役 増井慶太郎氏
弊社は、エクイティを通じ、地元発スタートアップ企業の成長・発展に寄与していくとともに、グループ一体で地域の発展に向け取り組んでおります。KGモーターズ様の成長・発展が地域の移動手段やモビリティ領域の課題解決、脱炭素社会の実現に繋がるものと判断し、出資を行いました。今後、mibotが次世代モビリティとして世の中に広く浸透することを期待しております。

株式会社YMFGキャピタル シニアマネージャー 平原遼氏
地方における移動の課題に対し、超小型EV「mibot」という新たな切り口で解決に導くKGモーターズ様の姿に深く共感しております。将来的には単なる移動手段ではなく、現在のライフスタイルを変革する新たなエコシステムの主軸になり得ると期待しています。誰もが安全・快適・自由に移動できる世界を共に創り上げるべく、弊社も全力でサポートしてまいります。

スパークル株式会社 グロース担当 小野潤一郎氏
mibotは、toC利用だけではなく、toB利用においてもモビリティ環境をアップデートしてくれる存在であると確信しております。日本・地域発のハードウェアスタートアップとして、今後の飛躍を期待しております!

株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ 取締役 投資部長 石元玲氏
mibotが走る姿が日常となる時が近づいてきました。量産後を見据えた話が金融機関や事業会社とできるフェーズになりました。そして、KGモーターズのチャレンジに賛同していただいた新しい株主の方々を迎え入れることができました。本当に嬉しくてたまりません。私たちも3回目の出資となりますが、初回投資から僕の願いは変わりません。この大きなチャレンジが、未来に語り継がれ、歴史として刻まれること。心から信じてます!

今後の展望
KGモーターズは、今回調達した資金を活用し、mibotの量産を開始、2025年12月末より初期ロットの納車を順次開始することを目指す。
量産後は、今回参画した事業会社との協業を本格化させ、製品やサービスの進化、販売・リース網の拡大、アフターサービス体制の整備などを推進。併せて更なる事業シナジーを生み出せる企業や投資機関との新たな連携を模索し、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて歩みを加速させていく。

mibotについて
「mibot」は、1人乗りの超小型EVとして、持続可能な移動を楽しく、快適に実現することを目指して開発されたモビリティロボット。
レトロかつ未来的なデザイン、高い安全性、ドア・エアコン付きの快適性、維持コストの低さに加え、ソフトウェアによって機能や体験を進化させられるSDV(ソフトウェア定義車両)設計を採用。エネルギー効率に優れ、環境負荷を抑えながら日常の移動を支える。

主要スペック
最高速度:60km/h
航続距離:100km(30km/h定地走行テスト値)
充電規格:J1772/AC100-200V
乗車定員:1名
詳細はこちら

会社概要
社名:KGモーターズ株式会社
本社所在地:広島県東広島市西大沢2-2-9
代表取締役CEO:楠一成
事業内容: 小型モビリティロボットの製造・販売、MaaS事業
設立: 2022年7月
HP:https://kg-m.jp/

採用情報
KGモーターズでは現在、事業開発、車体開発、ソフトウェア、品質保証、調達、生産管理など複数領域に於いて中核メンバーの採用を強化している。

 
 




 
 

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