関西ペイント株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役：石野 博）ならびに関西ペイント販売株式会社（本社：東京、毛利訓士社長）は8月18日、特化則の規制を受けない低温焼付型１液ポリウレタン樹脂系上塗塗料「レタンＥＣＯベーク｣のリリースを発表した。
同製品は、ポリウレタン樹脂系塗料の高耐候性はそのままに、自動車部品・天気製品を筆頭に、工業に於ける塗装ラインでの塗装作業性を考慮した１液タイプの上塗塗料。
同社によると、この塗料は高耐候アクリルメラミン樹脂塗料の標準焼付温度（１６０℃×２０分）より４０℃低温化（１２０℃×２０分）を実現し省エネにも貢献していると云う。
塗料の構成内容に於いてメラミン樹脂を使用しておらず、塗膜からはもちろん塗膜形成過程からもホルムアルデヒドが発生しないため室内用途にも利用可能。
さらに昨年１１月に改正となった「特定化学物質障害予防規則｣に対応した塗料となっており、塗装作業者の方の健康と事業者様の負担低減に役立つ。
今回の「レタンＥＣＯベーク｣のリリースに併せて、同じく特化則対応型のシンナー「カンペ焼付用シンナーＥＣＯ 各種｣を設定、今年１月に上市された特化則対応・多機能型プライマー「メタルグリップＥＣＯ｣とセット利用により作業環境の改善につながるとしている。
製品名：レタンＥＣＯベーク
容量：各色 １６ｋｇ、４ｋｇ
製品の特徴：
（１）耐候性をはじめとした優れた塗膜性能
ウレタン樹脂系上塗塗料（レタンＰＧ６０など）同等
（２）優れた作業性
１液型・標準焼付温度：１２０℃×２０分キープ
（３）調色の色域が広い
ウレタン樹脂系上塗塗料（レタンＰＧ６０など）同等
（４）特定化学物質障害予防規則対応
発売時期８月１９日 全国一斉発売