インディ500マイル、佐藤琢磨が日本人初制覇を達成。アロンソは健闘したがリタイアに終わる


今年で第101回を迎えたインディ500マイルの決勝レースが、現地時間5月28日(日)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(米国・インディアナ州インディアナポリス市)で行われ、過去4年間走っていたAJフォイト・レーシングから、今年アンドレッティ・オートスポーツに移籍した佐藤琢磨が日本人初優勝を成し遂げた。

曇天の気温22度の環境下、12時26分にスタートを切った同レース。当初4番グリッドからスタートした佐藤は、2列目のセンターポジションという好位置からスタートを切るものの、後方から追い上げる集団に飲み込まれ9番手にポジションダウンしてしまう。

その頃、序盤戦に於いてはトニー・カナーンがトップに立ち、ガナッシデュオがこれを追う展開。

その後トップは、エド・カーペンターが獲る。2番手には佐藤の僚友であるアレクサンダー・ロッシ、そしてF1モナコGPを蹴って参戦したアロンソが3番手に浮上する。

アロンソも一時トップを走る活躍を見せ、これに次いで佐藤も上位を狙う展開へ。しかし、53周目にクラッシュ車両が出て一旦レースは中断する。

再開後は、アロンソ、ロッシ、佐藤、ライアンがトップ4位を独占。佐藤も一時トップを走る活躍を見せる。

中盤以降、再度のクラッシュでフルコースコーションとなった後、終盤を前にホンダエンジン搭載車が相次ぐエンジントラブルでリタイア。アロンソもトップ集団を追う展開であったのだが、180周目にエンジントラブルで痛恨のリタイアを喫する。

数度のフルコースコーションの後、残り11周のリスタート時の首位はチルトンが首位。佐藤は2番手でこれを追う。

残り7周の時点で、それまで3番手を走っていたカストロネベスがチルトンを交わしトップに。

この時に琢磨もカストロネベスに続いて2位。さらに残り5周の時点でチャンスを伺っていた佐藤がトップに浮上。そのまま逃げ切り、8度目の挑戦となったインディ500マイルで日本人初制覇を成し遂げた。

決勝リザルト
レース
順位_No. _ドライバー_エンジン_周回数_タイム/差
1_26_佐藤琢磨_ホンダ_200_3:13’03.3584
2_3_H.カストロネベス_シボレー_200_+0.2011
3_19_エド・ジョーンズ_ホンダ_200_+0.5278
4_8_マックス・チルトン_ホンダ_200_+1.1365
5_10_トニー・カナーン_ホンダ_200_+1.6472
6_22_J.P.モントーヤ_シボレー_200_+1.7154
7_98_アレクサンダー・ロッシ_ホンダ_200_+2.4222
8_27_マルコ・アンドレッティ_ホンダ_200_+2.5410
9_88_G.シャヴェス_シボレー_200_+3.8311
10_14_C.ムニョス_シボレー_200_+4.5319

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