富士重工業、ヤマハ発動機へ汎用エンジン技術と米国販売会社を譲渡


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ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下ヤマハ)と富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:吉永泰之、以下富士重工業)は、富士重工業の一部汎用エンジンの技術資産と、米国販売会社の譲渡について合意し、12月7日までに契約締結を完了した。

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具体的には、富士重工業が 2017 年 9 月末をもって汎用エンジン等の生産・販売を終了することから、2017 年 10 月 1日の譲渡完了に向けて、両社で協議を進めていく。

その内容は、大型発電機や大型芝刈り機などに搭載される、富士重工業の汎用エンジン「EH V ツインシリーズ」の 3 製品(EH65、EH72、EH65V)の技術資産を、ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社(本社:静岡県掛川市、社長:石岡修、ヤマハ発動機100%子会社、以下 YMPC)へ譲渡する。

これにより、YMPCは汎用エンジン「EH V ツインシリーズ」の国内外での販売が可能となる。

米国販売会社の譲渡については、富士重工業の子会社である Subaru Industrial Power Products(本社:米国イリノイ州、社長:齊藤裕之、富士重工業 100%子会社)の全株式を Yamaha Motor Corporation, U.S.A(本社:米国カリフォルニア州、社長:大川達実、ヤマハ発動機 100%子会社)へ譲渡する。

これにより、ヤマハは北米における富士重工業の汎用エンジン事業のアフターサービスを継承するとともに、北米での特機事業をさらに強化していく構えだ。