トヨタ紡織、組織及び役員体制の変更


トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈⾕市、社⻑:⽯井克政)は、2017年4⽉1⽇付で、組織および役員体制を変更した。
変更の理由として同社では、IoTや⼈⼯知能の技術⾰新が加速する中で、モビリティを取り巻く環境も⼤きく変貌することが予想されているためと述べている。

そこで、⾃動⾞業界の⼤きな地殻変動ともいえる同変化に対応するために、トヨタ紡織は昨年11⽉、「2030年のありたい姿=成⻑戦略」を描き、これを実現するためのロードマップとして、中期経営実⾏計画を策定したとする。

今回の変更は、この「ありたい姿」をスピード感をもって実現するため、組織と役員体制を⾒直したものであると云う。

1.変更内容
(1)成⻑戦略における先⾏開発⼒強化を⽬的に、機能連携推進分野に先端開発領域を新設し、先端開発部と⾞室空間企画部をおく。

(2)基礎研究所は、本部/領域に属さない直轄組織とする。

(3)製品事業分野に新興国⼩型⾞事業本部を新設。低コストの製品開発・調達・モノづくりの改⾰を、機能横断的に推進する。

(4)管理スパンの適正化を⽬的に、⼤⼝⼯場と岐⾩⼯場を統合し、⼤⼝岐⾩⼯場とする。

2.変更内容
(1)専務理事を新設する。
– 極めて⾼い専⾨的能⼒を持ち、その領域において経営に⼤きな影響を及ぼすような職責を担う。

3.役員⼈事
(1)4⽉1⽇付の役員変更
– 昇任副社⻑(1名)
(1)異動の理由:経営体制刷新のため

(2)異動する代表取締役の氏名および役職名
【昇任副社長】
氏 名:堀 弘平
旧・役職名:専務役員
異動予定日:平成29年4月1日

【退任副社長】
氏 名:小山 秀市
旧・役職名:代表取締役副社長
異動予定日:平成29年3月31日
(平成29年4月1日付で、代表権を有さない取締役に就任予定)