国土交通省は8月7日(月)より、東京都特別区・武蔵野市・三鷹市などで配車アプリを活用してタクシーに乗車する前に運賃を確定させるサービスの実証実験を行う。
この実証実験では、一旦自然に運賃が確定した後は、渋滞などが生じても運賃が変わらない。このため降りる直前までメーターを気にする必要がなくなると云う。
このタクシーに乗車する前に運賃を確定させる「事前確定運賃」は、配車アプリを活用して、「渋滞や回り道等により運賃が高くなるかもしれない」、「到着するまでメーターを気にしなくてはいけない」という運賃に関する不安をなくし、タクシーを使いやすくすることを狙いとしている。
今回の実証実験では、事前に確定した運賃が実際の走行に照らして適切であったかどうかの検証や利用者アンケート等を行い、その結果を踏まえて必要な制度を検討していく。
国土交通省では、このような取組を通じて配車アプリの利便性を高め、普及を促進することにより、タクシーの空車走行を減らし、生産性を向上させることを目指していく構えだ。
1.期 間
平成29年8月7日(月)午前9時~平成29年10月6日(金)
※10月6日中に配車依頼された運送も対象。
2.場 所
東京都特別区、武蔵野市、三鷹市
3.利用可能な車両数
4,648両。利用可能配車アプリは以下の通り
4.利用方法
配車アプリを通して、乗車地、降車地を入力して事前予約・配車依頼することで利用できる。