オーテックジャパン、セレナ・チェアキャブに「スロープタイプ」を設定


日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)の関連会社、株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫)は、「セレナ」のライフケアビークル(LV)シリーズに チェアキャブ「スロープタイプ」を新たに設定し、日産の販売会社を通じて2月20日より発売する。

今回発売するチェアキャブ「スロープタイプ」は、「セレナ」の持つ室内の広さや使い勝手の良さを生かし、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープと車いす固定装置を装備した車いす仕様車である。

車椅子が2列目左側の運転席に近い位置に乗車できる「車いす1名セカンド仕様」をはじめ計4タイプを設定し、一般家庭から福祉施設・病院、福祉タクシーなど幅広いニーズに対応する。

車いす1名 セカンド仕様
車椅子は2列目左側に乗車し、右側には介助者などが並んで座れるシートがある。都合、車椅子1名を含めて7名が乗車可能。車椅子を利用している子供を伴った家庭向け。

車いす2名仕様
車椅子が2列目左側と格納した3列目シートの位置に、同時に2名乗車可能。車椅子2名を含めて5名が乗車可能。

車いす1名 サード仕様
車椅子は3列目シートの左右を格納して乗車し、車椅子1名を含めて5名が乗車可能。車椅子対象者が乗車しない場合、乗車定員は7名となる。

車いす1名 送迎仕様
「車椅子1名サード仕様」に対して、高齢者の乗降に配慮した乗降用手すりやオートステップ、3列目シートへ乗り降りがしやすい専用形状の2人掛けセカンドシートを標準装備。福祉施設の送迎に最適。

セレナチェアキャブ「スロープタイプ」の特長は以下の通り

車いすのお子さまの快適な移動空間を実現
車いす乗車位置を車両前方に、そしてより中央寄りに設定し、運転席に近い位置に車椅子を乗車させることが可能。子供と一緒に安心してドライブが楽しめる。さらに、リクライニングタイプなど大きな車椅子に対応できるスペースも確保した。

お子さまのケアに配慮した専用セカンドシート
2列目の車椅子乗車位置の横にフルフラットリクライニングが可能な1人掛けの専用シートを装備した。
介助者が車椅子の真横に並んで座れるほか、停車中はフルフラットにして車椅子の子供を車内でケアすることが可能。

明るく快適な3列目車いすスペース
3列目シートは格納時に側面の窓をふさがないため、車椅子スペースが明るく、車窓を楽しみながら快適にドライブできる。

<全国希望小売価格(消費税は非課税> (単位:円)
※車両(オプションを含む)の消費税が非課税。

セレナチェアキャブ「スロープタイプ」の詳細情報:http://lv.nissan.co.jp/LVCAR/SERENA/SLOPE/index.html