スズキ(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長 鈴木俊宏)のコロンビア子会社スズキコロンビア社(SMDC)は9月11日、コロンビアに於ける二輪車の累計生産200万台を達成した。
累計生産200万台達成を記念し、リサラルダ県ペレイラ市の工場で記念式典を開催した。この式典には、髙杉優弘駐コロンビア日本国特命全権大使、SMDCのファン・ホセ・オロスコ社長、スズキの二輪事業本部長 伊勢敬常務役員が出席し、販売店様やサプライヤーなどの取引先を含め約220名の関係者が参加した。
SMDCは、1982年2月に二輪車の生産を開始し、現在では、GN125やジクサーシリーズなど14車種を生産している。生産開始から43年で累計生産200万台を達成した。200万台目のモデルはコロンビア国内仕様のGN125であり、このモデルは耐久性の高さや燃費の良さからコロンビアで高い評価を得ている。
現在、SMDCはエクアドル、ベネズエラ、ボリビア、ペルー、エルサルバドル、チリの6ヶ国に二輪車を輸出。また、2024年度にはSMDCで過去最高の年間販売台数である133,391台を達成した。
これまでSMDCは40年以上にわたる二輪車の生産を通じてコロンビアの産業の発展に貢献してきた。スズキは、今後も成長が見込まれるコロンビアの二輪車市場に於いて、人々の移動を支え生活を豊かにする魅力的な製品を提供していくと話している。
SMDC概要(2025年8月末現在)
社名 Suzuki Motor de Colombia S.A.(スズキコロンビア社)
設立および生産開始 1982年
本社所在地 リサラルダ県ペレイラ市
資本金 25,967万コロンビアペソ
従業員数 約1,400名
生産実績 104,317台(2024年度実績)
累計販売 約199万台