本田技研工業(ホンダ)・陸上競技部の小山直城選手が、9月13日(土)~21日(日)に開催される「東京2025世界陸上競技選手権大会
」(東京2025世界陸上)の男子マラソン日本代表に選出された。小山選手の世界陸上競技選手権大会への出場は初。
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小山選手は、昨夏自身初となる世界最高峰のレースに果敢に挑んだが、世界のトップアスリートたちの厚い壁に阻まれ、悔しい結果に終わった。
その悔しさをバネに、再び世界の舞台で戦うことを目標に日々厳しいトレーニングに励み、今回、気持ちを新たに東京2025世界陸上に臨む。
男子マラソンは、大会の主会場となる国立競技場を発着とした東京都内のコースで、9月15日(月・祝)に開催される。
ワールドアスレティックス セバスチャン・コー会長と三部 敏宏代表執行役社長
なおホンダは東京2025世界陸上(World Athletics:陸上競技の国際競技連盟/セバスチャン・コー会長)のオフィシャルパートナーとして、マラソンの先導車両をはじめとする大会公式車両を提供する。電動車両などの提供を通じて、大会が掲げる「コンパクトで環境に配慮した持続可能な大会の実現」に貢献してていく構え。
ホンダ陸上競技部監督の小川智氏は、「このたび、東京2025世界陸上に、チームから3大会連続で世界陸上日本代表選手を輩出できたことを、とてもうれしく誇りに思います。
そして、小山選手は昨年の『パリ2024オリンピック』に続き、2年連続の世界大会への挑戦となります。
持ち前の真面目さと、レースへの対応力を武器に、世界の舞台で粘り強く戦ってほしいと思います。
Hondaのチャレンジングスピリットを世界最高峰の舞台で体現すべく、熱き想いをもって準備いたします。ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と語っている。
また小山直城選手は、「子供の頃から夢見てきた日本代表選手として、昨夏のパリ2024オリンピックに続き、自国で開催される東京2025世界陸上で、世界の舞台に再び立てることを、素直にうれしく、そして光栄に思っています。
また、Hondaの従業員として、Hondaの車両が先導するマラソンを走れることにも特別な喜びと楽しみを感じております。世界のトップに挑むべく、全力で準備を進めていきます」と語った。
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小山直城(こやま なおき)選手 プロフィール
生年月日:1996年5月12日(29歳)
出身:埼玉県
経歴:松山高校 – 東京農業大学 – Honda陸上競技部
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主な戦績
2025年
・第13回大阪マラソン 35位 2時間10分13秒
2024年
・第12回大阪マラソン 3位 2時間06分33秒(自己記録更新)
・第33回オリンピック競技大会(パリ2024オリンピック)23位 2時間10分33秒
2023年
・東京マラソン2023 15位 2時間08分12秒
(マラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)出場権獲得)
・第43回ゴールドコーストマラソン2023 優勝 2時間07分40秒(大会新記録)
・MGC 優勝 2時間08分57秒(パリ2024オリンピック出場権獲得)
2022年
・東京マラソン2021 22位 2時間08分59秒(初マラソン)
・仙台国際ハーフマラソン2022チャレンジレース 3位 1時間02分07秒(日本人1位)
・北海道マラソン2022 11位 2時間14分20秒
2021年
・第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権 10,000m 7位 28分01秒42(日本人1位)