「20Xtt」は、ガソリン車の20X“エマージェンシーブレーキパッケージ”をベースに装備充実して282万円台から
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は11月24日、「エクストレイル」に特別仕様車「20Xtt」を設定し、同日より全国一斉に発売すると発表した。
「エクストレイル」は、そもそもサファリやテラノなどの4WDパッケージに関わる車両パッケージ技術を、比較的手頃な予算で購入できる小型車セグメントに注力した完成させたモデルである。
車両の開発コンセプトそのものは、第32回東京モーターショー(1997年)に出品した「トレイルランナー」が原点。2000年に登場した初代・T30型は、「4人が快適で楽しい、200万円の使える本格四駆」として市場に投入され、ややライト志向のトヨタRAV4やホンダCR-Vに対して、アウトドアで頼れるタフギア道具として対抗した。
実際、その強みは初代から本格SUVとしての4WD性能にあり、ドライバーのハンドル操舵時の角度や、クルマの動きからドライバーが思い描くコーナリングラインを予測し、実際の走りを理想に近づけるよう、自動的に前後トルク配分を行うヨーモーメントコントロール技術を背景とした「ALL MODE 4×4-i」を強みにしていた。
https://www.youtube.com/watch?v=AdXc9OUzuTA
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今回の特別仕様車「20Xtt」は、ガソリン車の20X“エマージェンシーブレーキパッケージ”をベースに、夜間や悪天候時の視認性を高める「LEDヘッドランプ」、「フォグランプ」をはじめ、手をかざすだけで開く「リモコンオートバックドア」、ダイナミックな新デザインを採用した「専用18インチアルミホイール&タイヤ」を設定した。
さらに、アラウンドビューモニター(MOD[移動物検知]機能付き)、インテリジェントパーキングアシスト、BSW(後側方車両検知警報)等の先進安全装備や、ナビゲーションやオーディオをコントロール可能なステアリングスイッチと連携することで使い勝手を向上させた、「Nissan Connectナビゲーションシステム」を採用している。※ナビゲーションレス仕様も選択可能。
なお、「20Xtt」は「平成27年度燃費基準+10%」と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成しており、自動車取得税は40%、自動車重量税は25%、それぞれ減税となる。
<全国希望小売価格(消費税込み)> (単位:円)
「エクストレイル」詳細情報
WEBカタログ(車両概要) http://www.nissan.co.jp/X-TRAIL/
エコカー減税サイト http://www.nissan.co.jp/EVENT/TAX/X-TRAIL/