公益社団法人企業情報化協会(所在地:東京都千代田区、会長:宇治則孝、通称:IT協会)は11月24日、平成28年度(第34回)IT賞受賞企業を発表した。
平成28年度の受賞は、18社計16件の受賞が決定した。自動車業界に関わる企業としては、IT総合賞に「新日鐵住金株式会社・国内製鉄1位と3位の大規模システム統合と高度生産管理システムモデルの構築と展開」。
IT総合賞に「日産自動車株式会社・グローバルIT中期計画『VITESSE』の達成と新たなビジネス価値創造への貢献」。
ITビジネス賞に「東京海上日動火災保険株式会社(社長:北沢利文)/東京海上日動システムズ株式会社(社長:宇野 直樹)・お客様の「いざ」をお守りする、より災害に強い保険会社となるために~ビジネスとITのコラボレーションで高いビジネスアジリティ(俊敏性)とレジリエンス(強靭性)を実現~」。
IT特別賞(ITフロンティア賞)に、トヨタ自動車の協力企業である「小島プレス工業株式会社・世界初! 人型汎用ロボット(人工知能:AI搭載)を製造現場で活用」が受賞した。
これらのIT 賞は、IT を活用して経営革新を行い、成果を挙げた企業等に対して、IT 協会から授与される賞である。
なお来る2017年2月9日(木)・10日(金)に開催される同協会主催「第32回IT戦略総合大会 (ITMC 2017)」(東京・港区「東京コンファレンスセンター品川」)の会期内に て、表彰式典ならびに記念講演が行われる。
ちなみに受賞企業のなかで、東京海上日動火災保険並びに東京海上日動システムズは、「大規模自然災害の発生に対して迅速な事故対応サービスを行っていくために、ビジネスとITの協業体制によるコラボレーションにより、ITを活用した災害対応業務プロセスの抜本的改革に取り組み、お客様にいち早く安心を届ける体制を構築したことが高く評価されたものと考えております。
当社は、これからも積極的な IT 活用を通じて、お客様の『いざ』をお守りする、より災害に強い保険会社となるために継続的な経営革新に努めてまいります」と述べていた。
IT 協会 関連WEB サイトhttp://www.jiit.or.jp/information/detail/info4340.html