ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のポルシェミュージアムは、2009年のオープン以来、7年間で300万人の来場者を達成した。
4月21日の木曜日の朝、オーストラリアのメルボルンから来場したジャスティンとデビッドのボスカーリヤ夫妻が、ポルシェミュージアムの300万人目の来場者となった。
来場者300万人を記録したことについて、ポルシェミュージアム館長のアヒム・ステヤスカル氏は、「ボスカーリヤご夫妻には、ご来館300万人記念として、ポルシェ車を運転することができる“ポルシェドライブ”のギフト券を贈呈しました。
このギフト券き、現行モデルからお好みの車を選択して、週末にポルシェのドライブを楽しんで頂けるものです」と述べている。
一方、望外にも300万人目の来場者となったデビッド・ボスカーリヤ氏は、「300万人目の来場者になって本当に驚いています。
私達夫婦は、予てよりポルシェブランドの大ファンで、ポルシェ発祥の地であり、ミュージアムがある、ここツッフェンハウゼンへは、いつか絶対に訪れたいと思っていました。
その日が入場300万人と重なり、とても感激しています」と、喜びのコメントをした。
ポルシェミュージアムへは、同夫妻のような欧州市民並びにドイツ国内からの訪問のみならず、世界中から数多くのファンが来場する。
ミュージアムの来館状況についてアヒム・ステヤスカル館長は、「ご来場者の50%が海外からのお客様です。近年の来場者統計は、とても好調です。
2009年の開館年には、50万人のスポーツカーファンがポルシェミュージアムを訪れました。そして2011年6月には100万人、2013年12月には200万人に達しました。
年を数える毎に来場者数は、毎年記録を更新し続けて来ました。ポルシェミュージアムは、2015年には前年を8%上回る445,730人の来場者を記録しています。
加えて2016年にはさらに魅力的な展示を充実していく予定です。その筆頭に挙げられるのは、4月27日から始まる新しい特別展『トランスアクスルの時代。924から928まで。』です。
同展示イベントでは、1970年代から1990年代までのフロントエンジンのポルシェスポーツカーが展示されることになっています。
また常設展示は、来場者にさらなるインタラクティブ性をご用意しており、ポルシェミュージアムは、正真正銘の進化し続けるミュージアムとして、展示コレクションのさらなる発展に継続的に取り組んでいます。
ミュージアム見学の最後には、来場者が遊び感覚でポルシェの歴史を知ることができるインタラクティブな“ポルシェタッチウォール”も用意されています。
これは長さ12mのタッチウォールに近づくと、人物追跡インテリジェントシステムによってウォールのコンテンツレベルが開き、90年の自動車の歴史を通して仮想のタイムトラベルを体験できるものです。
具体的には、3,000枚以上の写真、スケッチ、ポスター、広告によるウォールのコレクションの閲覧が可能で、そこには、1931年から現在までの、ポルシェロゴを冠したほぼすべての市販車とレーシングカーの画像や技術データの多彩なセレクションが含まれています。
ここではウォールのインターフェースを介して、歴史的アーカイブのデータベースに毎日新しいコンテンツが自動的に蓄積されており、日夜ポルシェブランドのデータアーカイブとしての成長を続けています。
また、タッチフレームによるナビゲーションという特別な機能も用意しました。これにより、複数の来場者はマルチタッチジェスチャーにより同時にメディアを制御できます。
ズーム機能を使用して、細かいディテールまで見ることができ、卓越したハイテクウィザードにより、遊び感覚にあふれた高い操作性を実現しています。
録画されたコンテンツと共に、20台のフルHD 55インチディスプレイが、3D リアルタイムアプリケーションを備えた5台のPCによってコントロールされます。3D リアルタイムアプリケーションは、タッチウォールの全長にわたって動く画像機能などを作動させます」と語る。
さらにアヒム・ステヤスカル館長は、「常設展示には、今後さらなる新しい魅力が追加されます。
それは世界でもユニークな展示方法といえるインタラクティブなサウンドインスタレーションの“ポルシェ・イン・ザ・ミックス”です。
ここでご来場者は、最初に7台の車両モデルからお気に入りの1台を選びます。インスタレーションは、356から911、918に至るまでの車の特徴的なサウンドを再生します。
その後、タッチスクリーンを介してインジケーターライト、ドアのクローズ、およびエンジンサウンドなど8種類の追加サウンドをオン/オフすることができ、これらを“ベーストラック”に載せることで、徐々に理想的な仕上がりになるという趣向です。
壁面のビデオや動画に利用する音源は、オリジナルのポルシェ車の音源を使用しています。空間に浮かぶLEDサウンドレベルインジケーターが、車の音と音量に合わせて高さと動きを変え、最後に、来場者は自分の楽曲を作成して自宅にEメールで送信することができるのです。
“ポルシェ・イン・ザ・ミックス”は、来場者にダイナミックな視聴覚体験を提供して、ユニークな方法によるポルシェブランドのエモーショナルな体験をご提供することになるでしょう」と結んでいる。
なおポルシェミュージアムは、火曜日から日曜日の午前9時から午後6時まで開館(法定休日を含む)。詳細は下記URLから閲覧可能だ。< http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/porschemuseum/ >
<問い合わせ先>
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/