アイシンのパーソナルモビリティ「ILY-A」がグッドデザイン賞


アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:伊原保守、以下、アイシン精機)が、学校法人千葉工業大学(所在地:千葉県習志野市 理事長:瀬戸熊修)と共同開発したパーソナルモビリティ「ILY-A」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2015年度グッドデザイン賞」(通称:Gマーク)を受賞した。また、特別賞候補となる「グッドデザイン・ベスト100」にも選定された。

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「ILY-A」は、4種類の形態に変形させることで多用な用途に対応する。

ベビーカーとほぼ同程度の小型サイズでありながら、ロボット技術を応用した新開発の「知能化安全技術」を搭載し、突然飛び出してくる人や障害物などを動・静止物体に関わらず認識し、自動で車体の速度を減速して制動制御していく。

安全かつ気軽に使え人々の行動範囲を広げることができるILY-Aは、若者からアクティブシニアまであらゆる世代の人々が快活に活動する社会を実現するためにデザインされた近未来の乗り物である。

最先端の技術と乗り物ならではのワクワク感を融合したアイデアとデザイン性が高い評価を受け、今回の受賞につながった。

なお、同社のGマーク受賞総数は、1961年の初受賞以来、累計で101点となった。受賞を果たしたアイシン精機は、「ILY-A」の利用により、行動範囲を広げるライフスタイルの提案と新たな”生活ツール”の確立を目指すという。

◎開発デザイナーのコメント
未来のライフスタイルを描き、人とモビリティとの新しい関係を考えた時に、単なる移動ツールではなく人々の暮らしをトータルでサポートするものにしたいと考えました。また若者からお年寄りまで幅広い層の人が乗りたくなるようなデザインを目指しました。