トヨタ自動車、アクアに歩行者検知実現のセーフティセンス搭載


サポカー<Sワイド>の特別仕様車も設定し、トヨタ店・トヨペット店・カローラ店・ネッツ店の4チャネル発売へ

トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男)は、アクアを一部改良すると共に特別仕様車S“Style Black”を設定し4月3日に発売した。

写真は特別仕様車S“Style Black”<オプション装着車>
写真は特別仕様車S“Style Black”<オプション装着車>

今回の一部改良では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」に昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)」を採用した。

また、駐車場でのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を新規にオプション設定した。

外板色は新規設定色ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)を含む全14色を設定。外板色と異なるカラーパーツを組み合わせたFLEX TONE4色についても色の組み合わせを一新して拡大した。

併せてSグレードをベースにブラックを基調とした内装の「Toyota Safety Sense」や「インテリジェントクリアランスソナー」などを特別装備した特別仕様車S“Style Black”を設定した。

この一部改良により「Toyota Safety Sense」と「インテリジェントクリアランスソナー」装着車および、特別仕様車S“Style Black”は、「セーフティ・サポートカーS(通称 : サポカーS)」の「ワイド」に相当する機能となっている。

またウェルキャブ(メーカー完成特装車)でもベース車と同様の改良を施した。

ちなみにセーフティ・サポートカーに関しては、経済産業省・国土交通省など政府が官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨されているクルマの通称名。

具体的には、自動ブレーキ搭載車を「セーフティ・サポートカー(通称 : サポカー)」、さらにペダルの踏み間違い事故防止機能などの搭載車を「セーフティ・サポートカーS(通称 : サポカーS)」とし、高齢者を含む全ての運転者へ推奨。

「サポカーS」は、自動ブレーキの機能に応じて3つに分類されており、「ワイド」は自動ブレーキ(対歩行者)、ペダルの踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、自動防眩型前照灯などの先進ライトを搭載するクルマを指している。

以下は車両の仕様と価格となる。

標準仕様車
ハイブリッドシステム:リダクション機構付のTHSⅡ(1.5L 1NZ-FXE)
駆動:2WD(FF)
価格(消費税込み):
– L:¥1,785,240-
– S:¥1,886,760-
– G:¥2,052,000-
– G:“ソフトレザーセレクション” ¥2,079,000-
– Crossover:¥2,052,000-

特別仕様車
アクア特別仕様車S:“Style Black”
ハイブリッドシステム:リダクション機構付のTHSⅡ(1.5L 1NZ-FXE)
駆動:2WD(FF)
価格(消費税込み):¥1,979,640-

ウェルキャブ
ハイブリッドシステム:リダクション機構付のTHSⅡ(1.5L 1NZ-FXE)
駆動:2WD(FF)

価格(消費税は非課税):
助手席回転シート車“Aタイプ”
– S:¥1,994,760-
– G:¥2,160,000-

助手席回転シート車“Bタイプ”
– S:¥1,937,000-
– G:¥2,090,000-

フレンドマチック取付用専用車“タイプⅠ”
– S:¥1,978,560-
– G:¥2,100,600-

フレンドマチック取付用専用車“タイプⅡ”
– S:¥2,170,000-
– G:¥2,281,000-

フレンドマチック取付用専用車“タイプⅢ”
– S:¥2,351,000-
– G:¥2,464,000-

フレンドマチック取付用専用車“タイプⅣ”
– S:¥2,692,000-
– G:¥2,803,000-
*THSⅡ TOYOTA Hybrid System Ⅱ