古くて新しいパリ生まれのブランド「DS」。60年前の1955年10月6日、DSはグランパレで行われたパリモーターショーでその産声を上げた。
彫刻のようなフォルム、前例のないコンフォート性とハイドロサスペンション。まるで未知の世界から来たようなクルマに人々は魅了され、 DSはその日のうちに1万2,000台、10日後には8万台のオーダーを受けた。
以下動画は、本年5月に開催されたDSウイークに於ける風景
未来にシトロエンが存在していれば、さらなる60年後もDSはフランス人の心に寄り添うように生き続けるだろう。
シャルル・ド・ゴール大統領をはじめ多くの政治家や著名人、セレブリティらが愛し、映画シーンやスポーツシーンに 度々登場するDSはフランス人の生活に彩を添えパリ発祥のスタイルを全世界にアピールしている。
60周年を祝う今日10月6日には、パリで様々なイベントの開催が予定されている。
観光客やパリ市民に15台のDSを開放、シャンゼリゼ通りやエッフェル塔などをめぐる30分のツアーが施行、 テレビでは特集が組まれるなど今日はパリの街がDS一色に染まる。
なお日本国内でもDSブランドは始動の準備に入っている。10月28日にプレスデーを迎える第44回東京モーターショーにおいてDSはフランスのプレミアムブランドとして初出展、 全5台のジャパンプレミアモデルを公開するほか、年末までにいくつかのイベントを開催予定である。
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