富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下 スバル)の米国販売子会社スバルオブアメリカ(SOA)(※1)は、同社が英国プロドライブ社(※2)と共にマン島TTコースタイムアタック専用に共同開発したWRX STIが、同コースにおける最速記録を樹立したと発表した。
なお車両開発に関しては、スバルテクニカインターナショナル(STI)(※3)も技術支援を行った。
quotation:Autocar
37マイル(約60km)におよぶマン島TTコースに於いて、マーク・ヒギンズ選手が操るWRX STIは、平均車速:時速128.73マイル(約207km/h)/平均ラップタイム:17分35秒を達成。同選手が持つ最速記録である平均車速:時速116.47マイル(約187km/h)/平均ラップタイム:19分26秒を更新した。(※4)
スバルでは、伝統ある二輪車ロードレース“マン島TTレース”で知られる難コースにおいて、プロドライブによる設計・組立とSTIによる技術支援によりサスペンション・エンジン等のセッティングを行い、記録を更新することで、WRX STIの優れたAWDスポーツパフォーマンスがあらためて実証されたとする。
スバルは、「今後もスバルとSTI は、モータースポーツを通じて「安心と愉しさ」を確かなモノづくりで実現し、世界中のお客様のご期待に応えていきます」と述べている。
(※1) Subaru of America, Inc (米国ニュージャージー州チェリーヒル)
(※2) Prodrive Automotive Technology Limited (レーシングカーコンストラクター、英国オックスフォード州)
(※3) スバルテクニカインターナショナル(株) (富士重工業のモータースポーツ統括会社、代表:平川良夫、東京都三鷹市、略称:STI)
(※4) 本イベントは、主催者および関係者による十分な安全確認・管理の下、クローズドコースにおいて実施されている。