BASFと独フォルクスワーゲンによる第6回サイエンスアワードエレクトロケミストリー賞の募集開始


優秀な研究者に、賞金総額10万ユーロを贈呈する国際的な科学賞を実施。授賞式は2017年11月30日カールスルーエにて開催

BASFと、独フォルクスワーゲンAGは、第6回「サイエンスアワード エレクトロケミストリー」賞(Science Award Electrochemistry)を共催する。

この賞典は、先の通りでBASF(ビーエーエスエフ、本社:独・ラインラント=プファルツ州ルートヴィッヒスハーフェン、取締役会会長兼CEO:クルト ボック、以下、BASF)と、独フォルクスワーゲンAG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、グループCEO:マティアス・ミューラー、以降VW)が2012 年に創設して以来、世界中の学術的研究コミュニティの科学者を対象として年に一度、表彰を行っているもの。

この「サイエンスアワード エレクトロケミストリー」賞は、科学技術分野の卓越した成果を促すとともに、高度なエネルギー貯蔵手段を開発するための契機となることを目的としており、最優秀者には 4 万ユーロが贈られる。

加えて今回も2016年に続き、今年も応用研究を対象とした賞「アワード フォー アプライドリサーチ」賞(Award for Applied Research)が設けられる。

同賞はバッテリー材料および生産における優れた研究やその応用に資金を提供することを目的として設けられた。

開設の理油はエネルギー貯蔵、エネルギー変換器および貯蔵システム分野における電気化学プロセスの研究およびその応用は、今後エネルギー貯蔵システムを開発していく上で重要な基盤となることによる。

また、これらの技術は、エレクトロモビリティなどの将来コンセプトの実現だけでなく、気候および資源保護のための再生可能エネルギー供給にとっても非常に重要でもある。

そのために、BASFとフォルクスワーゲンは、科学コミュニティや民間企業で研究に従事する優れた研究者による、電気化学およびその応用分野への一層の取り組みを促すことを目指している。

なお現在、世界中の研究者を対象に応募を受け付けており、参加資格、参加方法、選考過程については、http://www.science-award.com(英語)を参照されたい。応募期間は2017年8月18日まで。

審査は、BASFとフォルクスワーゲンのほか、科学界を代表する専
門家で構成される審査委員会が行う。6回目となる今年の授賞式は、2017年11月30日に カールスルーエ(ドイツ)で行われる予定である。