日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は24日、国際クリケット評議会 (ICC)とのパートナーシップにおける支援として、著名なクリケット選手を新たなグローバル・アンバサダーに任命したと発表した。
インドのバッティングのスター選手であるロヒット シャルマ選手、西インドのオールラウンド選手であるアンドレ ラッセル選手、ニュージーランド女子代表のキャプテンであるスージー ベイツ選手が、3月8日からインドで開催されるICCワールド・トゥエンティ20より、日産自動車と共にクリケットの興奮をファンに届けていく。
ちなみにクリケットは、日本人にはなじみが薄いスポーツだが、野球の原型といわれるもの。
投手(ボウラー)が投げたボールを打者(バッツマン)が打ち、打ったボールがフィールドを転がる間に打者が走って点を重ねる。
特徴は、ルールの関係上、試合時間が非常に長いこと。国対抗の試合の場合、4〜5日かかることもあったり、試合中にティータイムがあるなど、野球とは全く異なる性質の競技である。
球技としての競技人口はサッカーに次いで世界第2位といわれ、20億人以上が視聴するといわれる4年に1度の祭典・ワールドカップ、数億円の年収を稼ぐスーパースターたち、10万人以上収容のスタジアムなど、壮大で華やかな舞台が存在する。
日産のグローバルマーケティングおよびブランドストラテジーを担当する常務執行役員のルー ドゥブリース氏は「日産は彼らのような素晴らしいスター選手を、日産のアンバサダーとして迎えることができて非常にうれしく思います。
より短時間で試合が終わるトゥエンティ20形式の生粋のパフォーマーとして、彼らは世界選手権大会という大舞台でも素晴しいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
ICCワールド・トゥエンティ20より、彼らと共にクリケットのワクワクを世界中のファンに届けていくことを楽しみにしています」と述べた。
日産のクリケットアンバサダーは、広告キャンペーンに加え、トーナメントを通して積極的にソーシャルメディアを活用し、「Nissan Play of the Day」などファンに向けた動画配信サービスや、クリケット関連のコンテンツを配信していく。
ロヒット シャルマ選手は、「ICCとのパートナーシップにおいて、日産と共に活動できることを非常にうれしく思います。
ICCワールド・トゥエンティ20は私にとっても特別なものであり、優勝するためには並々ならぬ努力とイノベーション溢れる発想力を要します。
同世界選手権大会は世界で最もエキサイティングなクリケット大会のひとつであり、その興奮をファンと共有できることを非常に楽しみにしています」と語った。
シャルマ選手、ラッセル選手、ベイツ選手の任命は、先日、来年度のクリケットアンバサダーの就任が発表された南アフリカのボーリングの伝説的プレイヤーであるデール ステイン選手と、人気上昇中のカジソ ラバーダ選手に続くもの。
デール ステイン選手は、「日産ブランドのアンバサダーとして、世界のトップアスリート達に仲間入りできることを非常にうれしく思います。
日産のクリケットとのパートナーシップは、より多くの若手選手に、国内だけでなく海外の試合に出場する機会とやる気を与えるものとなるでしょう」と述べた。
ICCとの8年間のスポンサー契約は、2016年から2023年の間に開催される全ての試合を含む。
日産はすでに、UEFAチャンピオンズリーグ、シティフットボールグループ、2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの他に、オリンピック金メダリストであり世界記録保持者のウサイン ボルト選手やFIFAワールドカップ優勝者アンドレス イニエスタ選手との契約など、幅広くスポーツへのスポンサーシップを行っている。