関西ペイント、東アフリカの塗料メーカーの株式を取得


関西ペイント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:石野 博)の連結子会社であるKansai Plascon AfricaLimited(南アフリカ共和国、Farid Masood 社長、以下、KPAL社)は、東アフリカ地域において塗料事業を展開する企業Sadolinグループ各社(以下、Sadolin グループ)の株式を取得する。

同社は現在、推進中の中期経営計画に於いて、グローバル化の加速を重点施策として掲げ、既存市場での事業拡大・強化に加え、新規市場・新分野への参入を積極的に推し進めている。

とりわけアフリカは人口増加に加え、経済成長に伴う一人当たり塗料使用量の増加などにより、中長期的に塗料需要の拡大が最も期待される市場であり、その中でも東アフリカは、成長性が高く規模拡大の期待が大きい重要な地域と考えていると云う。

今回、株式を取得するSadolinグループは、東アフリカ共同体の塗料市場においてトップシェアを有する優良業体であり、株式取得は同社グループの東アフリカ市場での事業基盤をより強固なものにすると共に、アフリカ全体での更なる事業拡大・発展。

ひいては同社グループの中長期的な業績拡大に大きく寄与するものと考えているとしている。

なお、Sadolin グループの概要などは以下の通り。

事業展開地域 : ウガンダ、タンザニア、ケニアなど
事業内容 : 建築用、工業用塗料などの製造・販売
直近業績 : 2015 年度実績
売上高: 85.5 百万 US$(約 96 億円)
営業利益: 13.7 百万 US$(約 15 億円)
取得比率: KPAL 社 100%(異動前の同社グループの出資比率 0%)