ポルシェ テニスグランプリにおける「Aces for Charity」キャンペーン
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)が主催するポルシェテニスグランプリは、今や伝統となっている「Aces for Charity」キャンペーンを通じて、世界中の恵まれない子供達を援助している慈善団体をサポートしている。
キャンペーンでは、サービスエースやリターンエースが出るたびに、パートナーの慈善団体が100ユーロを受け取る。今年は、決勝までに149個のエースが出るなどして、ポルシェAGは合計3万ユーロを用意した。
主催した第39回ポルシェ テニスグランプリの決勝では、アンゲリク・ケルバーがキャリア初のタイトル防衛に成功した。
全豪オープン覇者である彼女は、4月24日(日)に4,600人の観客が埋め尽くしたポルシェアリーナにおいて、2015年に続きポルシェテニスグランプリの2度目の優勝を飾った。
1978年のトーナメント初開催以来、初のドイツ人同士の対決となった決勝戦において、彼女は6-4、6-0のストレートでラウラ・シグムンドを下した。ポルシェのブランドアンバサダーでもあるケルバーは、ポルシェテニスグランプリで連覇を果たした初のドイツ人選手となる。
ケルバーが、優勝賞品であるポルシェ718ボクスターSに乗ってセンターコートを走るまでの道のりは大変険しいものとなった。
予選から決勝に至るまでに3人のトップ10にランクインするプレーヤーを破ったラウラ・シグムンドが、決勝戦でもケルバーを先行。
自信にあふれ屈託のないシュトゥットガルト出身の彼女は、対戦相手を次々と下し、アンゲリク・ケルバーのようなトッププレーヤーでも敵わないようなワールドクラスのショットを決め、第1セットを4-2でリードした。
しかし世界ランキング3位のグランドスラム覇者ケルバーは落ち着きを取り戻し、疲れを見せ始めた相手を徐々に守りの態勢へと追い込んだその戦法が功を奏し、最終的にはケルバーが連続10ゲームを制し、1時間21分の末に勝利を収した。
なお、このトーナメントでの寄付金は、ポルシェ アリーナでの決勝の前に、ポルシェAGの財務およびIT担当取締役副社長ルッツ・メシュケによって発表され、「Stiftung Agapedia」、「Plan International」、およびユニセフに均等に分配して贈られた。
「Stiftung Agapedia」は、ユルゲン・クリンスマンによって20年前に設立された慈善団体で、エスリンゲン近郊で養護施設を運営している。ここでは毎日、6歳から12歳までのおよそ60名の恵まれない子供達がケアを受けている。
子供達は、放課後に宿題を見てもらったり、スポーツやゲーム、工作や絵画などの芸術活動といった有意義な時間を過ごす学童保育を受けており、今回はユルゲン・クリンスマンの代理として、同僚である1990年サッカーワールドカップ優勝メンバーのギド・ブッフバルトが寄付を受け取った。
児童支援団体の「Plan International」は、ポルシェAGからの寄付金を陸上選手のサブリナ・モッケンハウプトが代表して受け取り、アフリカのガーナでの「Clean Water Project」に使う予定。
汚染された水は、小さな子供達には特に、大きな健康上のリスクをもたらします。「Plan International」の援助は、同国内19の地域に届けられ約2万人が対象となる。
それらの地域の水道事業は長期的な開発と計画がなされており、水道の水質改善は、乳幼児死亡率の低減に大きな役割を果たす。
これに関わる国連の児童支援組織であるユニセフへの寄付は、ユニセフの親善大使を務める俳優のハーディ・クリューガー・ジュニアが受け取った。
この寄付金は、トルコの国境の町マルディンにおけるシリア難民の子供達への教育プロジェクトに使われる。ユニセフは、学校の修復と建設、教員の訓練を実施して、難民となった全ての子供達に学校での教育を保証。同地域では、合計18万人の児童と5万人の未就学児がケアを受けている。
「子供達は、社会の中で最も弱い存在であり、私達の特別な保護を必要としています。ポルシェの支援には感謝しています」と、ハーディ・クリューガー・ジュニア氏は語っている。
本件に関する問い合わせ先
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/