「ニューモデル」カテゴリーアーカイブ

【動画】日産、ラグジュアリークロスオーバーのQX50刷新

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写真は現行のQX50

 

2016年モデルのQX50はニューヨークオートショーで

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、現地時間1日、ニューヨーク国際オートショーにおいて、インフィニティブランドによるラグジュアリークロスオーバー車「QX50 2016年モデル」とプレミアムコンパクトクロスオーバー「QX30 コンセプト」を公開した。(本稿巻頭の写真は現行モデル・本稿末尾にAutoGuide.comならびにAutoMotoreviewによるビデオ映像を掲載)

新QX50は、伸長したホイールベースによる広い室内空間と洗練されたエクステリアデザインが特長のラグジュアリー クロスオーバー。米国での発売は今秋予定。
さらに新プレミアムクロスオーバーの新しい方向性を示す「QX30 コンセプト」も併せて米国において初公開した。

新たなラグジュアリー クロスオーバー「QX50」

「QX50 2016年モデル」は、現行モデルからエクステリアデザインを変更すると共に、伸長したホイールベースにより広い室内空間確保による商品競争力の向上を狙ったもの。
具体的には現行モデルに対してホイールベースを3.2インチ伸ばすことにより、足元の空間を4.3インチ拡大。またパワーユニットに関しては、現行モデルと同様、最大出力325馬力の3.7リッターエンジンと7速オートマチックトランスミッションを搭載している。予定されているラインアップは2WDと4WD。更に今回のモデルチェンジに伴いオプションパッケージを一部改訂するという。

若い富裕層に向けた「QX30 コンセプト」も公開

また併せて、若年富裕層の増加により成長が予想されるプレミアムコンパクトクロスオーバーセグメントへ向けたコンセプトカー「QX30 コンセプト」を発表した。

この「QX30コンセプト」は、クーペの流れるようなラインとクロスオーバーが持つ四輪駆動と高い着座位置を兼ね備えたアーバンエクスプローラーとしてデザインされ、そのスタイルと存在感、洗練されたプロポーションとフォルムが際立つよう配慮したという。

外観の未来的なエクステリアデザインと対照的に、インテリアは、乗員に心地よさを与えるため、温かみを感じさせるオーセンティックデザインで統一。あえて運転席と後部座席の乗客の距離を狭め、会話し易い空間を作り出した。

心地よい空間としてデザインされた高級感のある茶色の革と青いアクセントによる落ち着いたダークトーンのインテリアは、力強くアウトドア志向のエクステリアとのバランスに配慮されている。なお「QX30 コンセプト」の量産モデルは2016年に発売する予定。

情報が入り次第、追ってUP予定。

2016 Infiniti QX50 – 2015 New York Auto Show(AutoGuide.comによるビデオ映像)

Infiniti QX30 Concept – Premier – New York(AutoMotoreviewによるビデオ映像)

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LEXUS、新型プレミアムクロスオーバーRXをワールドプレミア

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LEXUS RX450h(北米仕様)

新型プレミアムクロスオーバーRX450hとRX350を発表

LEXUSは、米国・ニューヨークで4月1日より開催されている2015年ニューヨーク国際オートショー( 正式名称は「New York International Auto Show」 4月1日/水・2日/木プレスデー、3日(金)~12日(日)一般公開日)において、新型プレミアムクロスオーバーRX450hとRX350を発表した。

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RXは、1998年に初代モデルを北米などで発売以来、プレミアムクロスオーバーマーケットをけん引するリーダーであり、LEXUS販売を支える主力モデルとして高い評価を受けてきた。

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LEXUS RX350(北米仕様)

新型RXは「RXでありながら、RXであることを超えていく」を命題に開発され、歴代モデルが培ってきたお客様からの高い信頼にさらに磨きをかけると共に、新しい魅力をもったプレミアムクロスオーバーへと進化を遂げた。

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LEXUS RX450h(北米仕様)

具体的には、流麗さと力強い存在感を兼ね備えた外観デザインや、操作性に配慮した先進機能と上質感が融合した内装を実現。

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LEXUS RX450h(北米仕様)

また、サスペンションやボディ構造の改良により操縦安定性をさらに高めると共に、ミリ波レーダーとカメラを用いた予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を導入し、多面的な安全運転支援も図っている。

なお、新型RXの日本での発売は、2015年秋以降を予定している。

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LEXUS RX450h(北米仕様)

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LEXUS RX450h(北米仕様)

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LEXUS RX450h(北米仕様)

【RXの主な特長】
力的で力強いエクステリア

ホイールベースを従来型より50mm延長し、20インチへとホイール径を拡大することで堂々としたプロポーションとし、力強いアンダーボディの存在感を強調。併せて充分な室内空間を確保しながら、滑らかで優雅なキャビンシルエットを実現。

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LEXUS RX450h(北米仕様)

SUVとして独自の進化を遂げたスピンドルグリルから始まり、ボディ後端まで続く菱形のメインボディと、大きく張り出した前後のホイールフレアが、滑らかで堂々とした力強さを表現した。

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LEXUS RX450h(北米仕様)
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LEXUS RX450h(北米仕様)

伸びやかなボディに、ブラックアウトしたクォーターピラーにより浮いたように見えるルーフなどのシャープな機能部品が溶け込み、先鋭的な優美さを持った造形を創出。

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LEXUS RX450h(北米仕様)

L字型の三眼フルLEDヘッドランプはLEXUSのアイデンティティを表現すると共に、フォグランプと一体化し、高い位置に配したコーナリングランプが安全性とスマートさを訴求。また、リヤにはボディ側面へ回りこんだL字型テールランプをLEXUS初採用しワイド感を強調している。

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LEXUS RX450h(北米仕様)

新開発の取り付け構造により、トリム脱着が可能なセレクタブルカラートリムホイールをLEXUSで初採用し、外板色との組み合わせで足元に華やかな色を添える。

上質感と先進性が融合したインテリア

インストルメントパネルの水平軸を低い位置で貫通させ前席の広がりと一体感を強調する一方、色や素材の切り替えと立体を関連付けて造形に深みを与えることで、運転席と助手席の各空間を分離する効果も創出。

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LEXUS RX350(北米仕様)

表示スペースを拡大することで視認性を高めたヘッドアップディスプレイを起点に、メーターフードからセンターコンソールへ滑らかに繋がる導線が、前後方向の伸びやかさを形成し、運転に集中できる空間を実現。
リヤシートは、従来型よりさらにレッグスペースを広げ、電動でリクライニングが可能なパワーシートや、乗員を直接温めるシートヒーターなどの機能を追加することで快適性を向上させた。

素直な応答性で心地よい操縦安定性

フロントプラットフォームを徹底的に改良し、軽快な乗り心地と安定した旋回性を実現。ボディ剛性をさらに高めることで、乗り心地の向上だけでなく、リヤ席の振動低減や、ロール方向への動きに対する安定感の向上に寄与。

滑りやすい路面でも安定した車両制御を可能にするVDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)や、最適なシフト制御で快適な乗り心地を確保するAVS(Adaptive Variable Suspension system)などが、確かな走行性能を支える。

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LEXUS RX350(北米仕様)

 

RX350の直噴機構D-4S(Direct injection 4stroke gasoline engine Superior version)を搭載したV型6気筒3.5Lエンジンは、パワーと燃費・環境性能を両立。

一方RX450hのハイブリッドユニットは、熱効率を追求したV型6気筒3.5Lアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーターを内蔵したトランスミッションを組み合わせ、低燃費とCO2排出量の低減を実現。

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LEXUS RX350(北米仕様)

スポーティバージョン“F SPORT”は、新たにチューニングを施した電動アクティブスタビライザーが、フラットかつ安定したコーナリング走行をサポート。

予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用

衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ<Pre-Collision System>(PCS)」、車線内走行をしやすいようにステアリング操作をサポートする「レーンキーピングアシスト<Lane Keeping Assist>(LKA)」。

夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム<Automatic High Beam>(AHB)」、高速道路で先行車との車間距離を適切に保ちながら追従走行ができるレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)など。

これら4つの先進安全技術をパッケージ化し搭載することで、多面的な安全運転支援を可能にするカメラにより、前方の車両光源を検出し、ヘッドランプの配光を先行車両や対抗車両に直接ハイビームを当てないよう最適な状態に切り替える「アダプティブハイビームシステム<Adaptive High Beam system>(AHS)」や、「パノラミックビューモニター」などもオプション設定し、安全運転支援を強化する。

【RX主要諸元】

RX450h RX350
全長(mm) 4,890
全幅(mm) 1,895
全高(mm) 1,690
ホイールベース(mm) 2,790
トレッド 前/後(mm) 1,640/1,630
駆動方式 2WD(FF)、AWD
エンジン最高出力 ― 300hpを目標
システム全体最高出力 約300hp
(エンジンとバッテリーにより、ハイブリッドシステムとして発揮できる出力。LEXUS算出値)
タイヤ&ホイール 235/65R18、235/55R20

新型RXの映像などを含めたさらなる詳細情報はこちら

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日産自動車、こども自動車のダットサン・ベビイを再生

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こどもの国開園50周年記念に活用、日産ギャラリーでも展示

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、かつて1964年から翌年に掛けての期間。神奈川県横浜市青葉区にある「こどもの国」へこども自動車の「ダットサン・ベビイ」100台を寄贈した。

今回は現存していた寄贈車のうち保存していたクルマの1台を、こどもの国・開園50周年を機に再生。同園の50周年記念イベント等へ活用する。これに併せ3月28日からは、こどもの国・開園50周年にちなんだ写真展と、同車の展示イベントを日産グローバル本社ギャラリーにて開催する。

現天皇のご成婚に併せ誕生した「こどもの国」

そもそも「こどもの国」は、皇太子明仁親王殿下(現在の天皇陛下)・美智子妃殿下のご成婚に併せ、「次世代を担うこどもの健全育成のため児童福祉法に基づく児童厚生施設」というコンセプトで1965年5月5日にオープンした。

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ダットサン・ベビイの寄贈は、日産が同園の設立意義と社会的使命に強く共感して実現。子どもたちは、運転免許を持つ大人の運転で乗車するほか、園内で有効な「免許証」を取得すれば小学5年~中学3年は1人で運転できた。 続きを読む 日産自動車、こども自動車のダットサン・ベビイを再生

SUPER GT開幕戦、LEXUS RCタイトル奪還を目指す

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2年目のLEXUS RACING、RI4AGエンジンでタイトル奪還へ

国内モータースポーツのオフシーズンが終わりを告げ、岡山国際サーキット(岡山県美作市、4月4日/土~5日/日)で、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催される。

その舞台は、2010年シーズンから開幕のホストサーキットを務めてきた岡山国際サーキット。過去にはF1が開催されたこともあるコースだ。

初戦は岡山国際のテクニカルコース攻略がポイント

コース長1周は3.703kmと、SUPER GTのシリーズ戦が行われるサーキットとしては最も短いコースだが、前半は高速コーナーからバックストレートにかけてのスピード勝負の部分と、後半はテクニカルな中低速コーナーが続くという性格の違うレイアウトを併せ持つ非常にテクニカルなコースだ。

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また観戦エリアからコースまでの距離が短いことでも知られている。
それだけにレース当日は多くのファンがフェンス越しに、迫力ある走行&バトルシーンに釘付けになる。現地観戦派のモータースポーツファンに人気の高いサーキットだ。

一層熟成が進んだチーム&マシンによる接戦に期待

SUPER GTは、昨年からレギュレーション変更により車両、エンジンの両方が全く新しいものとなったが、今季は基本的にそのレギュレーションを踏襲している。このためオフシーズンにおいてじっくり熟成が進められたレーシングカーにより、更に熱いバトルが期待される。

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LEXUS RACINGチームは昨年同様、LEXUS RC Fをベースにした車両に新型の2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載して参戦した。しかし昨年は全8戦中、最多の4勝を挙げたものの2ポイント及ばず、タイトル獲得できなかった。

今季のLEXUS RACINGも6台の参戦体制は変わらず

今季のLEXUS RACINGは、6台の参戦体制こそ変わらないものの、一部ドライバー体制を変更した。ENEOS SUSTINA RC F 6号車の大嶋和也/国本雄資組、WedsSport ADVAN RC F 19号車の脇阪寿一/関口雄飛組の2台は昨年と変わらないが、昨年最後までタイトルを争ったトムスの2台は、中嶋一貴がWECにフル参戦するため、PETRONAS TOM’S RC F 36号車に伊藤大輔が移り、ジェームス・ロシターとコンビを組む。

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F1ドライバーのヘイキ・コバライネン

伊藤が抜けたKeePer TOM’S RC F 37号車は、昨年速さを見せたアンドレア・カルダレッリと平川亮という若手コンビとなる。

ZENT CERUMO RC F 38号車は、ベテラン立川祐路と、石浦宏明という組み合わせに。昨年38号車に乗っていた平手晃平がDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車に移り、元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンとコンビを組む。

昨年開幕時の好調を今年は年間を通して維持できるか

前シリーズで、新規定の車両及びエンジンでの記念すべき初レースとなった昨年の岡山では、LEXUS RC Fが1-2フィニッシュを飾っている。今週末のレースに先立ち、3月半ばに岡山で行われた公式テストでも速さを見せていた。

ちなみにGT300クラスには、トヨタのハイブリッド技術を投入し4年目となるTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、嵯峨宏紀と中山雄一のコンビで参戦。加えて、国際レース規格のGT3規則がベースとなるLEXUS RC F GT3がSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車として飯田章/吉本大樹のコンビで参戦する。

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【短信】新コンパクトオープン 「BMW 2シリーズ・カブリオレ」発表

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エレガントなのに硬派なオープン・カー

BMWジャパンは、先頃、パリ モーターショーでワールドプレミアを行ったコンパクトオープンモデル「2シリーズ・カブリオレ」を4月11日より発売する。

この2シリーズ・カブリオレは、全世界で13万台以上を売り上げた1シリーズ・カブリオレに変わるモデルとして誕生したもの。今回はBMWの世界戦略により、骨格設計上はすでに日本発売済みの「2シリーズ・クーペ」のオープン版として開発を重ねてきた。

スポーティなデザインと優れた機能性を併せ持つ

このためボディサイズやエクステリアデザインのみならず、インテリアデザイン等の快適装備、そしてドライビングにおいて発揮されるパフォーマンスも、現行の2シリーズ・クーペに準じたものだ。

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上記の様な訳で車体骨格が2シリーズベースであるから、そのボディサイズは従来の1シリーズベースよりも大きく拡大された…続きを読む

【短信】ホンダ新型オープンスポーツS660、4月2日発売198万円から

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話題のS660がいよいよリアル環境で走り出す

本田技研工業(以下、ホンダ)は、すでにWebメディア上での先行試乗記等で話題を蒔いていた新型2シーター・オープンスポーツの「S660(エスロクロクマル)」を、いよいよ来る4月2日(木)から発売する。

同時に特別限定車「S660 CONCEPT EDITION(エスロクロクマル コンセプト エディション)」を660台限定数で発売すると発表した。

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S660の開発責任者はホンダ史上最年少

3月30日のAM10時間30分。S660の発表会場となったホンダ青山本社では、同社の4輪開発責任者としては最年少の22歳時に、S660の開発責任者となった椋本陵氏(現26歳・本田技術研究所四輪R&Dセンター所属)が冒頭で、「S660は見て楽しい、乗って楽しい、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂ぶる本格スポーツカーを追求し、Heart Beat Sportをキーワードにホンダらしい走る喜びの実現を目指して開発しました」と語った…続きを読む

トヨタ自動車、パッソの特別仕様車を発売

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特別仕様車 1.0X“L package・kiriri” (グンジョウパールクリスタルシャイン)〈オプション装着車〉

パッソX“L package・Kiriri”は全国のトヨタカローラ店から

トヨタ自動車(愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下トヨタ)は、パッソ特別仕様車X“L package・Kiriri(キリリ)”を設定し、全国のトヨタカローラ店を通じて、4月1日に発売する。

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特別仕様車 1.0X“L package・kiriri” (スミレメタリックオパール)
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特別仕様車 1.0X“L package・kiriri” (グンジョウパールクリスタルシャイン)〈オプション装着車〉

 

特別仕様車 1.0X“L package・kiriri” (グンジョウパールクリスタルシャイン) 〈オプション装着車〉

今回の特別仕様車は、「X」をベースに“L package”の装備に加え、フロントグリルにメッキ加飾を施したほか、内装色に特別色ブラックを設定し、ファブリックシート表皮(ジャガード織物+シルバーパイピング)を採用するなど、上品な印象を付与。

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パッソ特別仕様車1.0X“L package・Kiriri”<オプション装着車>

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パッソ特別仕様車1.0X“L package・Kiriri”

また、インサイドドアハンドルやセンターレジスターノブなどにメッキ加飾を施したほか、マルチリフレクターディスチャージヘッドランプやオート電動格納式リモコンドアミラー、オートエアコン(花粉除去モード付)を標準設定するなど、利便性を向上している。さらに、外板色には特別設定色グンジョウパールクリスタルシャインを含む全11色を設定した。

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パッソ特別仕様車車両情報はこちら

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トヨタ自動車、ヴィッツの特別仕様車を発売

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特別仕様車 F“Smart Style”(1.3L・2WD)(クールソーダメタリック)

ヴィッツ特別仕様車F“Smart Style”全国のネッツ店から発売

トヨタ自動車(愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下トヨタ)は、ヴィッツ特別仕様車F“Smart Style”を設定し、全国のネッツ店を通じて4月1日から発売を開始する。

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特別仕様車 F“Smart Style”(1.3L・2WD)(ボルドーマイカメタリック)

今回の特別仕様車は、「F」をベースに、外装のアッパーグリルモールとアウトサイドドアハンドルにメッキ加飾を施したほか、リヤピラーをブラックアウト加飾し、スタイリッシュな印象を付与。

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特別仕様車 F“Smart Style”(1.3L・2WD)〈オプション装着車〉

シックな基調で、お洒落感溢れる上質な室内空間を創出

内装では専用ファブリックシート(ブルーブラック&ライトグレー)を採用したほか、インストルメントパネルオーナメントに布目調フィルム(ライトグレー)、ドアトリムオーナメントに専用ファブリック(ブルーブラック)を特別装備したうえ、随所にメッキ加飾やブラックマイカ塗装を施すなど、ブルーブラック&グレーを基調としたおしゃれで上質な室内空間を創出した。

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特別仕様車 F“Smart Style”(1.3L・2WD)

さらに、人気のスマートエントリーセットを標準設定するなど、魅力的な仕様としながら、買い得感のある価格設定としている。

また、外板色にはクールソーダメタリックを含む全5色を設定している。

その他、主な車両概要は以下の通り

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ヴィッツ特別仕様車車両情報はこちら

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トヨタ、新型カローラのフィールダーとアクシオを発売

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燃費を改善し新環境基準対応、最新の安全装備も搭載

トヨタ自動車は4月1日より、カローラフィールダーとカローラアクシオをマイナーチェンジし、全国のトヨタカローラ店を通じて発売する。

新モデルはエンジン設定を刷新して燃費を1割改善させたほか、新開発の自動ブレーキシステムを初採用し、上位グレードには標準搭載。下位グレードにおいても、システム認知の波及効果を狙い安価な価格設定で装着できるよう配慮した。

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トヨタの看板車種が攻めの姿勢に転じる

今回改良されたカローラは、シリーズブランドとして考えると実に息が長い。1966年11月に「100ccの余裕」をキャッチフレーズにして1100ccエンジンを搭載した初代モデルを登場させて以来、46年9ヶ月目の2013年7月時点で、累計販売4,000万台(国内約1,225万台、海外約2,777万台)を突破。

この時点でトヨタ自動車の操業76年間中、販売車種の「5台に1台がカローラ」という程であり、今日でもカローラというブランドはトヨタを代表する看板車だ。

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かつて米国の雑誌『ナショナルジオグラフィック』(1999年8月号)誌上で、「20世紀に世界に普及した5つのプロダクト」のひとつとして、コカ・コーラ、ネスカフェ、スターウォーズ、ナショナルジオグラフィックと並んで紹介されたこともあった

つまりカローラというクルマは、トヨタの屋台骨を支える基幹車種であると同時に、国内マーケットでは、永らく大衆車の代名詞であり、そして世界に目を移せば150ヵ国以上の地域で販売されるベストセラーカーということになる。

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しかし日本のマーケットにおいては、2001年に初代「ホンダ フィット」が登場。翌2002年に首位の座を明け渡したのを契機に、国内市場での人気車種の流れは、コンパクトカーとミニバンが主流となってしまっていた。

しかしここにきてカローラシリーズも通常のマイナーチェンジの範疇を超えるブラッシュアップを行い、反転攻勢に出る構えだ。

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フロントウインドウ部に装着されたトヨタ・セーフティ・センス・シー

 Toyota Safety Sense C (トヨタ・セーフティ・センス・シー )

特に新カローラフィールダー&アクシオで、注目したいのは「安全装備の充実」にある。今回、新アクシオ並びに新フィールダーが強く打ち出してきたのは「Toyota Safety Sense C (トヨタ・セーフティ・センス・シー)」と呼ばれる危険回避機能だ。

このシステムの基本構造は「赤外線レーザー+単眼カメラ」を用いて主に衝突の危険を察知するもので、例えば、同システムが危険を察知すると、ブザーとディスプレイの表示でドライバーに注意を促す。それでもドライバーが回避操作が行わなかった場合、自動的に緊急ブレーキを作動させる仕組みだ。

安全装置のオプション価格を5万円に抑制

今回トヨタは、同装置の設定価格を約5万円に抑え込んだようだが、さらに新規装着車・第1号であることを考え合わせ、メーカーオプションとなるベーシックモデル以外は、この新システムを標準装備させている。

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トヨタでは今回、新アクシオ並びに新フィールダー向けに設定した「赤外線レーザー+単眼カメラ」のToyota Safety Sense Cのほか、「ミリ波レーダー+単眼カメラ」によるToyota Safety Sense P (トヨタ・セーフティ・センス・ピー)という危険回避支援装置も存在する。トヨタではこの2種の衝突回避支援装置を、車種タイプに応じてそれぞれに積極搭載していく見込みだ。

具体的には、エントリー車からカローラ辺りまでをToyota Safety Sense Cで、プリウス以上のモデルにはToyota Safety Sense Pを搭載していく計画。

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そこで売れ筋の新カローラへの初搭載をアドバルーンに、この全車装着の計画達成に向けて一気に加速する。量販主力車種への搭載を梃子に、広く消費者層に装備の認知を浸透させていくのが狙いなのだろう。期日的には2017年末までには、日米欧で販売する全ての乗用車にそれぞれの装備を設定完了させる構えという。

トヨタの危険回避装備、その機能を詳細検証

ちなみにCとPの性能差は衝突回避速度にある。Cが約30km/h、Pが約40km/hとなっているようだ。作動が可能な速度範囲は時速10~80kmであるが、カローラアクシオおよびフィールダー搭載のCの場合、停止車両に対して自車の速度が時速30km以下であれば衝突を回避できる可能性が高まる。

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また搭載しているカメラで路面に引かれた白線や黄線を認識し、車線逸脱の危険がある時にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報も促す「レーンディパーチャーアラート(LDA)」機能も持たせている。

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このほかカメラが対向車のヘッドランプを検知して、ハイ/ロービームを自動的に切り替える「オートマチックハイビーム(AHB)」機能も備え、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援する。

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最後に先行車発進告知機能で、先行車を検知し信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる機能も備える。

実際これらの装備に目新しさ自体は薄いのだが、「赤外線レーザー+単眼カメラ」方式により搭載価格を安価に抑えられる点は魅力だろう。

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売れ筋レンジのお買い得感が大幅に向上

エンジン性能については、新搭載の2NR-FKE型の1.5リッターエンジンに注目したい。このエンジンは、従来の1NZ型よりも世代が新しい。おそらく1.3リッター設定の1NR-FKE型を基本形に、ピストンストロークを10.1mm増加させて1.5リッター化したものだろう。

新エンジンのJC08モード燃費は、CVT搭載の新アクシオが23.4km/L、新フィールダーが23km/Lで、既存型より約2km長い距離を走ることができる。

この燃費向上によって新モデルは、平成32年度燃費基準車に該当し、2015年の4/5月から段階的に実施される新しいエコカー減税で自動車取得税が60%、自動車重量税が50%軽減される。

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一方でハイブリッドエンジン搭載車も、JC08モード燃費が改善され、新エコカー減税の免税対象に入った。また昨今はマニュアルミッション車の需要が急速に減少するなかではあるが、幅広い顧客層を広い上げる必要のあるカローラシリーズにおいては、MTモデルもカタログラインナップ中で健在だ。

最も気になる車両価格は、危険回避装備を標準装着したカローラアクシオ1.5Gが181万3418円(2WD)だ。

これは非装着だった従来型に比べて11万6275円高い。シリーズ全域の消費税込み価格は146万4873~247万4182円。より環境に優しいハイブリッドモデルが存在するものの、1.5リッターモデルはアイドリングストップの搭載で燃費性能が向上。1.3リッターに比べてもタイヤサイズが拡大するなどから、新カローラアクシオおよび新フィールダーのいずれも、1.5リッター車のお買い得感を高めた設定といえるだろう。

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【その他の車両概要】
エクステリア
新カローラフィールダーは「スポーティ」、一方で新カローラアクシオは「モダン」をテーマにデザイン。また、カローラフィールダーに特別仕様車として好評であった“W×B”を新たにグレード新設定した。

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カローラフィールダー
ロアグリルに大型化した台形形状とワイド感を付与する横バーを
採用し、「アンダープライオリティ」を表現。アッパーグリルからヘッドランプへ連続したメッキ加飾により、ワイド感と精悍さを表現した。

一方でリヤビューは、リヤコンビネーションランプの形状を変更し、水平方向の流れによるワイド感とシャープなイメージを付与。
“W×B”、“AEROTOURER”にはドットパターンのフロントロアグリルや、LEDクリアランスランプを採用することで、存在感を強調。さらにリヤにシャープなロアガーニッシュを追加することで、スポーティさを追求した。

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カローラアクシオ
ロアグリルを拡大したフロントバンパーと、アッパーグリルからヘッドランプへ連続したメッキ加飾により、左右への広がりを強調。リヤビューはリヤコンビネーションランプの配置を変更することで、ライセンスガーニッシュを含めた横方向の流れがワイド感を創出。さらに、リフレクターを低い位置へ変更し、サイドへ流れるバンパー下端の造形を採用することで、安定感を表現。

インテリア
ステアリングホイールとシフトノブの本革巻きに高触感なスムースシボを採用。一部グレードはシフトハウジングとシフトベゼルをピアノブラックとし、シフトハウジングにメッキ加飾を追加することで上質感を付与。
サイドのエアコン吹き出し口の形状を変更し、操作性と質感を向上。フロントカップホルダーにLEDスポットランプを新設定することで快適なドライブをサポート。マニュアル車を除く全車の運転席にフットレストを標準装備し、長時間のドライブでもドライバーの負担を軽減するよう配慮。

カラー
ボディカラーでは、カローラフィールダーに鮮やかなオレンジメタリックと、“W×B”の専用色として、クールボルドーガラスフレーク(オプション設定)、カローラアクシオに深みのあるヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン(オプション設定)を新設定。

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インテリアカラーでは、カローラフィールダーの“W×B”は、天井・ピラーをブラックで統一し、世界観をより深化。また、内装色にホワイト(オプション設定)を追加し、シートやドアトリムなどをホワイトとすることで、白と黒のコントラストが際立つスタイリッシュな空間を演出。カローラアクシオはHYBRID G、1.5Gに新色フラクセンを設定し、上質さを表現。

徹底的に磨き上げた環境性能
ハイブリッド開発で磨いた燃焼技術を生かした高熱効率・低燃費エンジンの1.5L新開発エンジン(2NR-FKE)を採用(2WD・CVT車)。走行燃費23.4km/L(カローラフィールダーは23.0km/L)の低燃費を実現。ハイブリッド車に採用しているアトキンソンサイクルのほか、VVT-iEなどを採用し、燃費と動力性能を高い次元で融合させた。

さらに、アイドリングストップ機能(Stop & Start System)を標準装備。「平成32年度燃費基準」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象ハイブリッド車は、ハイブリッドシステムを高効率化することで、走行燃費33.8km/Lを実現。「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象に。

あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。

販売概要
販売店全国のトヨタカローラ店
月販目標台数カローラフィールダー 6,000台/カローラアクシオ 3,000台
店頭発表会4月18日(土)・4月19日(日)

TOYOTA、新型カローラフィールダーならびにカローラアクシオを発売 | トヨタグローバルニュースルーム

カローラフィールダー(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
カローラアクシオ(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
ウェルキャブ(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)

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【過去動画】カローラ開発チーフ「安井慎一氏」が語る歴代カローラから受け継いだコンセプト

カローラは、常に時代の変化に応じて、その時代時代の安心感・実用性・扱い易さとは何かを考えたクルマとして脈々と磨かれてきた。

それゆえに現行車の開発者たちの部屋には、初代カローラの開発責任者、長谷川龍雄氏から、未来のカローラ開発陣に向けて贈られた「地球人の幸福と福祉のためにカローラを」という言葉が飾られているという。

これはアフォーダブル(手頃)な価格で、より高品質のクルマを提供し、地球上の人々に幸せになって頂く、それがカローラの使命であるという壮大な想いが込められているのだろう。

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ホンダ新型オープンスポーツS660、4月2日発売198万円から

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話題のS660がいよいよリアル環境で走り出す

本田技研工業(以下、ホンダ)は、すでにWebメディア上での先行試乗記等で話題を蒔いていた新型2シーター・オープンスポーツの「S660(エスロクロクマル)」を、いよいよ来る4月2日(木)から発売する。

同時に特別限定車「S660 CONCEPT EDITION(エスロクロクマル コンセプト エディション)」を660台限定数で発売すると発表した。

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S660の開発責任者はホンダ史上最年少

3月30日のAM10時間30分。S660の発表会場となったホンダ青山本社では、同社の4輪開発責任者としては最年少の22歳時に、S660の開発責任者となった椋本陵氏(現26歳・本田技術研究所四輪R&Dセンター所属)が冒頭で、「S660は見て楽しい、乗って楽しい、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂ぶる本格スポーツカーを追求し、Heart Beat Sportをキーワードにホンダらしい走る喜びの実現を目指して開発しました」と語った。

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軽自動車枠ありきではなかった純粋なスポーツカー開発

開発当初の車体設計段階では、S660プロトを軽自動車枠へ無理に収めることはあえて意識せず、純粋なコンパクトスポーツカーとして高い旋回性能を与えることに拘り続けてきたという。

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このためドライバーが着座する「ヒップポイント」と、ドライビング操作上の要となる「アクセルヒールポイント」の最適位置を探り、また「そのエンジンレイアウト以外には頭になかった」というミッドシップエンジン・リアドライブを採用。

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名だたるスパースポーカーを仮想ライバルに据える

これらにより、競合各社(あえて競合と謳う)を代表するスーパースポーツカーと比較しても、想定外に低い重心位置と、前45:後55の理想的な前後重量配分を達成。

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ホンダの市販車として最小径となるφ350mmの軽めのステアリングを握ってのコーナリング姿勢では、ロールセンター高と重心高の関係を最適化したことで、ロールを極力抑えた安定した走りを実現している。

重心高が低いためかミッドシップレイアウトながら、走りは総じて過度な姿勢変化が起こり難く、走りを愉しんでいるなかで姿勢変化を押さえ込むなどの神経質な対処を必要とする場面はそうそう起きることはないだろう。

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何から何まで専用設計という贅沢なつくり

専用開発となったボディーは、オープンエアな空間を確保するため、ボディ中央部に大きな空間が生まれてしまうオープンカー独特の不利な構造を、60パーセント以上のハイテン材(高張力鋼板)を採用することによって、高剛性と軽量化を両立した車体骨格を実現。

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加えて安全面の配慮でも抜かりなく、万が一の横転時対策として北米法規を参考に独自基準を設定。フロントピラーとセンターピラーに補強材を追加したことで横転事故の高い乗員保護性能も達成している。

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動力源のチューニングにも妥協しない姿勢

搭載されるパワーユニットは、低回転域から力強いアクセルレスポンスを可能とするため直列3気筒横置き、ロングストローク方向(内径64mm・内程68.2mm)のDOHCエンジンユニットに、低いアクセル開度にも反応する専用の小型コンプレッサーを持ったターボチャージャーを組み合わせている。

エンジン出力は47KW(64PS)と自主規制値に抑えられているが、その分、低速トルク域が厚く、扱い易さに富んだ特性といえるだろう。加速性能も体感的には、軽スポーツカーに相応しい力強さを持っている。

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トランスミッションには、軽自動車として初の6速マニュアルトランスミッションを採用したのに加え、スポーツモードを備えた7速パドルシフト付CVT(無段変速オートマチックトランスミッション)も設定されている。

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生産工程そのものも本物のスポーツカーの造り方

なおS660の車両生産は、ホンダ傘下の「八千代工業株式会社」にて月産800台を目標に計画的に作り続けていく(本田技研工業、伊東孝紳社長)」意向という。

この数字は1年365日稼働と考えても、日産わずか26台という数字であり、実際には八千代工業の中で、日産40台を目処に人の手を必要とする少量生産体制下で、S660が一台一台丁寧に作られていく。

気になる販売価格は、最もスタンダードなβグレードで198万円。最も高額帯となる限定車S660 CONCEPT EDITIONで238万円となる。

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●販売計画台数(国内・月間)、S660、800台
(S660 CONCEPT EDITION、660台限定)

●全国メーカー希望小売価格

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<S660>
○ボディーカラー(全6色)
プレミアムスターホワイト・パール(新色)、プレミアムミステ
ィックナイト・パール、アドミラルグレー・メタリック、プレミアムビーチブルー・パール(新色)、カーニバルイエローII(新色)、フレームレッド

○シートバリエーション(カラー)
α:本革×ラックス スェード(運転席:ライトグレー×助手席:ダークグレーまたはブラック)
β:メッシュ×ファブリック(ブラック)

<S660 CONCEPT EDITION>
○ボディーカラー
・プレミアムスターホワイト・パール(新色)

○シートバリエーション(カラー)
・本革×ラックス スェード(運転席:ライトグレー×助手席:ダークグレー)
<S660の発売を記念した特別限定モデル「S660 CONCEPT EDITION」について>
S660の発売を記念した「S660 CONCEPT EDITION」が660台限定で発売される。この特別限定モデルは、2013年の「東京モーターショー2013」で公開した「S660 CONCEPT」をモチーフにした車両だ。

【S660 CONCEPT EDITIONの主な特長】
〈エクステリア〉
・ボルドーレッド ロールトップ、2トーンカラーサイドミラー、内部ブラック塗装エキパイフィニッシャー
・撥水ボディーコート「ウルトラグラスコーティングNEO」
・ドアガラス 撥水ガラスコート

〈インテリア〉
・専用レッドステッチ:アシンメトリーカラースポーツレザーシート(運転席)、本革巻ステアリングホイール、シフトブーツ、[6MTのみ]本革巻MTシフトノブ(シフトパターン刻印:レッド)
・シリアルナンバー(1〜660)付アルミプレート
・センターディスプレイ(internavi POCKET連携対応)

〈安全性〉
・シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能<CVT車のみ>)

HONDA S660 Webサイト

なお、発注納期に関しては、原時点(2015年3月30日現在)でもα、βともに、2015年7月以降の工場出荷の予定。納期見通しに関しては、4月2日(木)11:00より、S660特別WEBサイト「GATE660」にて確認できる予定だ。

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ホンダ、インドで二輪車と四輪車の生産能力拡大

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CB Twister

HMSI、HCIL両拠点で当地の市場拡大に応えていく

本田技研工業(本社:東京都港区、社長:伊東孝紳、以下ホンダ)のインドにおける二輪車生産・販売の現地法人が、ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(社長:村松 慶太 以下、HMSI)。

そして同国の四輪車生産・販売現地法人であるホンダカーズインディア・リミテッド(社長:金山 裕則 以下、HCIL)だが、このたび両社は、将来的に市場の拡大が見込まれるインドにおいて、稼働中のHMSIの第3工場とHCILの第2工場のそれぞれで年間生産能力の拡大を決定した。

 前年比110%の市場成長の中、ホンダは130%増を達成

二輪車を担うHMSIの第三工場は、インド南部のカルナータカ州ナルサプーラ地区に位置。
2013年6月に稼働開始した年間生産能力180万台の工場だが、今回2016年中の生産能力拡大を目指し、既存工場敷地内に約58億5,000万ルピーの投資によって1ライン増設。これにより60万台の生産能力増強となり、年間生産能力240万台の工場となる。能力拡大による新規雇用は約1,900名の見込みだ。

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Dream Yuga

二輪車生産の拡張だけで、1,900名の新規雇用を創出

2014年のインドの二輪全体市場が、前年比約110%の約1,600万台へと成長する中、ホンダの販売は約420万台と前年比約130%の成長を達成した。

今回の第3工場の能力拡大と、2016年上期に稼働予定の第4工場の生産開始によってHMSIの年間生産能力は640万台となる。今回の能力拡大によりHMSIは、今後もスクーターを中心に拡大が見込まれるインドにおいてホンダにとって世界最大の二輪完成車組立工場となる。

 四輪車生産拡大による新規雇用は600名になる見込み

また四輪車製造を担うHCILの第二工場は、インド北部のラジャスタン州アルワル地区タプカラ工業地域に位置。2014年2月に稼働開始した年間生産能力12万台の工場だ。

今回、2016年中の稼働開始を目指し約38億ルピーの投資を行い、既存工場の組み立てライン工程延長や搬送設備の追加などによって生産能力を6万台増強し、年間生産能力18万台の工場となる予定。能力拡大による新規雇用は約600名になる見込み。

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アメイズ

四輪車は前年18万台から167%の成長を達成した

2014年のインドの四輪乗用車市場は、前年比約103%の約255万台、過去10年間で約2.5倍となっており、商用車と合わせた全体市場では世界第6位の規模へと成長する中、ホンダはディーゼルエンジン搭載の「シティ」や「モビリオ」など新型車を投入。8月には「アメイズ」の累計販売が発売から16ヵ月で10万台を記録するなど好調な販売を継続し、年間販売台数は約18万台となる前年比167%の成長を遂げてきた。

今回の第2工場の能力拡大により、HCILの年間生産能力は12万台の第1工場と合わせて30万台となり、今後も小型乗用車市場を中心に拡大が見込まれるインドの四輪車市場への対応に応えていく構え。

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ブリオ

第2工場は、鍛造、鋳造、プレス成型、パワートレイン部品、溶接、塗装、樹脂成型、エンジン組立、フレーム組立の各工場およびエンジンテスト設備といった機能を一体化した生産工場。

高品質とエルゴノミクス(人間工学)の観点からの最適化や生産効率および作業の安全性の向上を達成すべく、オートメーションの最適化、最新設備の導入、レイアウトの最適化が行われている。

【Honda Cars India Ltd. /
ホンダカーズインディア・リミテッド概要】
・設立 : 1999年8月
・本社所在地 : ハリアナ州グルガオン地区IMT マネサール地域
・資本金 : 31億ルピー
・出資比率 : 本田技研工業株式会社 100%
・代表者 : 社長 村松 慶太(むらまつ けいた)
・事業内容 : 二輪車の製造・販売
・生産能力 : 460万台/年
(第一工場160万台/第二工場120万台/第三工場180万台)
・第四工場120万台/年(2016年上期稼働予定)
・生産機種 : Activa、Activa i、Aviator、Activa 125、Dio、Dream Neo、Dream Yuga、CD110、CB Twister、CBF Stunner、CB Shine、CB Unicorn、CB Unicorn 160、CB Trigger、CBR150R、CBR250R

【Honda Cars India Ltd. / ホンダ
カーズインディア・リミテッド概要】
・設立 : 1995年12月
・本社所在地 : ウッタルプラディッシュ州グレーターノイダ
・資本金 : 77億ルピー
・出資比率 : 本田技研工業株式会社 73.6%
アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド 26.4%
・代表者 : 社長 金山 裕則(かなやま ひろのり)
・事業内容 : 四輪車の製造・販売
・生産能力 : 24万台/年(第一工場12万台/第二工場12万台)
・生産機種 : ブリオ、アメイズ、モビリオ、シティ、ジャズ、CR-V

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新コンパクトオープン 「BMW 2シリーズ・カブリオレ」発表

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エレガントなのに硬派なオープン・カー

BMWジャパンは、先頃、パリ モーターショーでワールドプレミアを行ったコンパクトオープンモデル「2シリーズ・カブリオレ」を4月11日より発売する。

この2シリーズ・カブリオレは、全世界で13万台以上を売り上げた1シリーズ・カブリオレに変わるモデルとして誕生したもの。今回はBMWの世界戦略により、骨格設計上はすでに日本発売済みの「2シリーズ・クーペ」のオープン版として開発を重ねてきた。

スポーティなデザインと優れた機能性を併せ持つ

このためボディサイズやエクステリアデザインのみならず、インテリアデザイン等の快適装備、そしてドライビングにおいて発揮されるパフォーマンスも、現行の2シリーズ・クーペに準じたものだ。

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上記の様な訳で車体骨格が2シリーズベースであるから、そのボディサイズは従来の1シリーズベースよりも大きく拡大された。

例えばエントリーグレードとなる「220iコンバーチブル」で、全長4,432mm×全幅1,774mm×全高1,413mm、ホイールベースは2,690mm(欧州値)に設定されている。これは先代の1シリーズ・カブリオレよりも、全長で72mm、全幅で26mm、ホイールベースで30mm拡大されていることが見て取れるだろう。

立体的なキドニー・グリルに流れ込むボンネットライン

大きくなった車格から誰が見ても2シリーズだと分かるスタイルバランスとなった2シリーズ・カブリオレ。それゆえにエレガントな佇まいでありながら、BMWらしい精悍さを持ち合わせている2ドアクーペを連想させる。

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若干薄型になったキドニーグリルや、切れ長気味に伸びるヘッドライト、ドアサイドからリアフェンダーにかけて立体的に浮かび上がるウエストラインの絞り処理も2シリーズクーペ譲りである。

フロントからトランク・リッドまで繋がるショルダー・ライン

ウエストラインから上部に目を移すと、ソフトトップの標準カラーがブラックであることが確認できる。但しこれはオプションで光沢感のあるシルバーとブラウンカラーからも選べる。いずれのオプション素材も、太陽光を反射させ金属的に輝く光沢仕上げが施されている。

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またソフトトップは、走行中でも時速50km以下なら僅か20秒で開閉可能。畳まれた電動ソフトトップはリアデッキに完全にフラット状態で収まり、後は爽快なオープンエアドライビングを堪能するだけだ。

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快適性と実用性に優れたフルオートマチック・ソフトトップ

気になるソフトトップの素材は、従来より断熱材をさらに追加しているので断熱性や静粛性が大きく向上している。実際に1シリーズコンバーチブルとの比較では、フロントの着座位置で5dB、リアシートでは7dBも静かになっているという。

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また電動ソフトトップを閉めた状態で335ℓとクラス最大のラゲッジルーム容量を備えながらも、後席を犠牲にしない高い実用性も持ち合わせている。

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スポーティで俊敏なハンドリング性能の実現

基本骨格が2シリーズクーペ譲りゆえに、ドライバーズシートにおける操舵性能でもBMWらしさをとことん体感できる。その理由は明白で、このセグメントでは唯一の後輪駆動車であるからだ。

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さらに前後タイヤの接地荷重はドライビングブレジャーを重んじるBMWゆえに前50:後50の理想的な重量配分も実現している。

優れた運動性能と高い動力性能を融合した走り

ボディ重量では同じ220i同士の比較で、クーペ1,425kgに対してコンバーチブルが1,510kgと約85kg程重くなっているが、その分、先代モデルに比べると約20パーセント増加したねじり剛性と、Cd値0.31というオープンカーとしては良好な空力特性のおかげでクーペとさほど変わらない走りが楽しめる。

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優れた安全性や利便性を提供する標準装備品

また万一の際は、充分なクラッシャブルスペースを持つボディ構造と、リアシート後方からせり出すロールオーバーバーなどの横転保護システムで充分な生存空間も確保してくれる。

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サスペンションは全車共通であるが素材・構造共に不足はない。具体的にはフロントにアルミ製のダブルジョイントスプリング、リアに5リンク リアアクスルストラットを採用。電動パワーステアリングやDTC、電子ロック付きのDSCも標準装備されている。

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さらにM235iコンバーチブルでは、可変スポーツステアリングやMスポーツブレーキ、電子制御式ダンパー付きアダプティブMサスペンションもオプション装着可能である。

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ダイナミックな走りを提供しながらも15.8km/ℓの低燃費を実現

パワーユニットは、エントリーモデルの「220iコンバーチブル」に総排気量1,997ccで最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nm(27.5kgm)のBMWツインパワーターボ テクノロジー(ツインスクロールターボチャージャー、高精度ダイレクトインジェクション、バルブトロニック可変バルブタイミング、ダブルVANOS)を採用。低燃費性能も達成した直列4気筒のガソリンエンジンが搭載される。

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もうひとつのエントリーモデル「220dコンバーチブル」には、BMWツインパワーターボ テクノロジー(2,000bar電磁弁インジェクター、可変吸気口形状、コモンレールダイレクトインジェクション、ターボチャージャー)を採用した直列4気筒のディーゼルエンジンが搭載されている。

このディーゼルエンジンは、総排気量1,995ccで最高出力140kW(190ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発揮。0-100km/h加速7.5秒(ATは7.4秒)、最高速度225km/hとおそらく不足を感じることはないはずだ。

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さらに高性能版を希望する硬派には、総排気量1,995ccで最高出力180kW(245ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)の実力を持つ直列4気筒のターボエンジンを搭載する「228i コンバーチブル」や、総排気量2,979ccで、最高出力240kW(326ps)、最大トルク450Nm(45.9kgm)を発揮する直列6気筒ターボエンジンを搭載した「M235i コンバーチブル」が控えている。

特にM235iコンバーチブルは、0-100km/h加速が5.2秒(ATは5.0秒)、最高速度250km/hと、もはやスポーツカーと呼ぶに相応しい存在だ。これらすべてのラインナップとも、6段MTまたは8段ATとの組み合わせとなる。

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装備面では、人間工学に基づき最適な運転環境を実現した「iDriveナビゲーション・システム」、歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車載通信モジュールを利用し乗員の安全と車両の状態を見守る「BMW SOSコール」、「BMWテレサービス」など、利便性と安全性に優れた数々の機能を標準装備されている。

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BMW新2シリーズカブリオレの主な標準装備品
■ ドラインビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)
■ サーボトロニック(車速感応式パワー・ステアリング)
■ バイ・キセノン・ヘッドライト(光軸自動調整機構/LEDスモールライト・リング/LEDアクセント・ライン付)
■ ドライビング・アシスト
・ レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
・ 前車接近警告機能
・ 衝突回避・被害軽減ブレーキ
■ BMW SOSコール/BMWテレサービス
■ フルオートマチック・ソフトトップ
■ コンフォート・アクセス
■ 17インチ アロイ・ホイール
■ マルチ・ファンクション・スポーツ・レザー・ステアリングホイール(シフト・パドル付)*1
■ マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリングホイール(シフト・パドル付)*2
■ クルーズ・コントロール(ブレーキ機能付)
■ 電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能、後席へのコンフォート・エントリー機能付)
■ オートマチック・エア・コンディショナー(AUC[オートマチック・リサーキュレーティング・エア・コントロール]、マイクロ・フィルター
[花粉除去機能付]、左右独立温度調節機能、後席用エア・アウトレット[風量・温度調節機能付]、パーキング・ベンチレーショ ン)
■ 8.8インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ
■ HDDナビゲーション・システム(VICS3メディア対応)
■ iDriveコントローラー(コントロール・ディスプレイ用、ダイレクト・メニュー・コントロール・ボタン、タッチ・パッド付)
■ インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
■ USBオーディオ・インターフェース、ハンズフリー・テレフォン・システム
■ スピーチ・コントロール(音声入力システム)
■ ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
*1 : BMW 220iカブリオレ SportおよびLuxuryに標準装備(Sportはレッド・ステッチ付)。
*2 : BMW 220iカブリオレ M Sportに標準装備。

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新BMW 2シリーズ カブリオレをBMW Group Studioで特別展示
2015 年3月26日(木)から4月14日(火)まで、BMW Group Studio(住所:東京都千代田区丸の内1-9-2、グラントウキョウ・サウスタワー1階)にニューBMW 2シリーズ カブリオレが展示される予定。

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東京ミッドタウンに4月3日(金)にオープンする「イセタンサローネ」でも特別展示を開催

2015年4月3日(金)から9日(木)まで、イセタンサローネ(住所:東京都港区赤坂9-7-4 ガレリア1階/2階)にニューBMW 2シリーズ カブリオレが展示される予定。

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BMW M235i Convertible│ビー・エム・ダブリュー M235i カブリオレ
ボディサイズ│全長 4,454 × 全幅 1,774 × 全高1,403 mm
ホイールベース│2,690 mm
トレッド 前/後|1,516 / 1,534 mm
最低地上高|130 mm
重量|(6MT)1,600 kg  (8AT)1,620
エンジン│2,979cc 直列6気筒DOHC Mツインパワーターボ(ツインスクロールターボ)
ボア × ストローク|84.0 × 89.6 mm
圧縮比|10.2
最高出力│240 kW(326 ps)/5,800-6,000 rpm
最大トルク│450 Nm/1,300-4,500 rpm
駆動方式│FR
トランスミッション│6段MT / 8段AT
サスペンション 前/後|ダブルジョイント スプリング ストラット / 5リンク
タイヤ 前/後|225/40R18 / 245/35R18
ブレーキ 前/後|ディスク / ディスク
0-100km/h加速|(6MT)5.2 秒  (8AT)5.0 秒
最高速度|(6MT)250 km/h  (8AT)250 km/h
最小回転半径|5.45 メートル
トランク容量|280-335 リットル
燃費(EU)|(6MT)8.5 ℓ/100km(およそ11.8km/ℓ)  (8AT)7.9 ℓ/100km(およそ12.7km/ℓ)
CO2排出量|(6MT)199 g/km  (8AT)184 g/km

BMW 228i Convertible│ビー・エム・ダブリュー 228i カブリオレ
ボディサイズ│全長 4,432 × 全幅 1,774 × 全高1,413 mm
ホイールベース│2,690 mm
トレッド 前/後|1,521 / 1,556 mm
最低地上高|140 mm
重量|(6MT)1,535 kg  (8AT)1,555
エンジン│1,997cc 直列4気筒DOHC ツインパワーターボ(ツインスクロールターボ)
ボア × ストローク|84.0 × 90.1 mm
圧縮比|10.0
最高出力│180 kW(245 ps)/5,000-6,500 rpm
最大トルク│350 Nm/1,250-4,800 rpm
駆動方式│FR
トランスミッション│6段MT / 8段AT
サスペンション 前/後|ダブルジョイント スプリング ストラット / 5リンク
タイヤ 前/後|205/50R17
ブレーキ 前/後|ディスク / ディスク
0-100km/h加速|(6MT)6.1 秒  (8AT)6.0 秒
最高速度|(6MT)250 km/h  (8AT)250 km/h
最小回転半径|5.45 メートル
トランク容量|280-335 リットル
燃費(EU)|(6MT)6.8 ℓ/100km(およそ14.7km/ℓ)  (8AT)6.6 ℓ/100km(およそ15.2km/ℓ)
CO2排出量|(6MT)159 g/km  (8AT)154 g/km

BMW 220i Convertible│ビー・エム・ダブリュー 220i カブリオレ
ボディサイズ│全長 4,432 × 全幅 1,774 × 全高1,413 mm
ホイールベース│2,690 mm
トレッド 前/後|1,521 / 1,556 mm
最低地上高|140 mm
重量|(6MT)1,510 kg  (8AT)1,530
エンジン│1,997cc 直列4気筒DOHC ツインパワーターボ(ツインスクロールターボ)
ボア × ストローク|84.0 × 90.1 mm
圧縮比|11.0
最高出力│135 kW(184 ps)/5,000-6,250 rpm
最大トルク│270 Nm/1,250-4,500 rpm
駆動方式│FR
トランスミッション│6段MT / 8段AT
サスペンション 前/後|ダブルジョイント スプリング ストラット / 5リンク
タイヤ 前/後|205/55R16
ブレーキ 前/後|ディスク / ディスク
0-100km/h加速|(6MT)7.5 秒  (8AT)7.6 秒
最高速度|(6MT)231 km/h  (8AT)226 km/h
最小回転半径|5.45 メートル
トランク容量|280-335 リットル
燃費(EU)|(6MT)6.5 ℓ/100km(およそ15.4km/ℓ)  (8AT)6.2 ℓ/100km(およそ16.1km/ℓ)
CO2排出量|(6MT)152 g/km  (8AT)144 g/km

BMW 220d Convertible│ビー・エム・ダブリュー 220d カブリオレ
ボディサイズ│全長 4,432 × 全幅 1,774 × 全高1,413 mm
ホイールベース│2,690 mm
トレッド 前/後|1,521 / 1,556 mm
最低地上高|140 mm
重量|(6MT)1,535 kg  (8AT)1,555
エンジン│1,995cc 直列4気筒DOHC ツインパワーターボ ディーゼル
ボア × ストローク|84.0 × 90.0 mm
圧縮比|16.5
最高出力│140 kW(190 ps)/4,000 rpm
最大トルク│400 Nm/1,750-2,500 rpm
駆動方式│FR
トランスミッション│6段MT / 8段AT
サスペンション 前/後|ダブルジョイント スプリング ストラット / 5リンク
タイヤ 前/後|205/55R16
ブレーキ 前/後|ディスク / ディスク
0-100km/h加速|(6MT)7.5 秒  (8AT)7.4 秒
最高速度|(6MT)225 km/h  (8AT)225 km/h
最小回転半径|5.45 メートル
トランク容量|280-335 リットル
燃費(EU)|(6MT)4.7 ℓ/100km(およそ21.3km/ℓ)  (8AT)4.4 ℓ/100km(およそ22.7km/ℓ)
CO2排出量|(6MT)124 g/km  (8AT)116 g/km

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経産省、トヨタを水素・燃料電池自動車の世界技術規則対応業者に登録

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登録により協定に加盟する31の国と地域で市場投入が可能に

経済産業省は平成27年3月23日付けで、トヨタ自動車を高圧ガス保安法に基づく「水素及び燃料電池に関する世界技術規則(gtr)」に対応する容器等製造業者として登録したと発表した。

行政は燃料電池車の普及を視野に、現行の高圧ガス保安法下で、安全性を確保しながら技術基準の改正を行ってきた。

行政側も水素・燃料電池車の技術基準改定に腐心

これを踏まえ経済産業省は「水素及び燃料電池の自動車に関する世界技術規則」を国内法令に取り込むため、高圧ガス保安法に基づく容器保安規則、器保安規則に基づく表示等の細目、容器再検査の方法等を定める告示などを平成26年(2014年)5月30日付けで改正した。

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一方でトヨタは経済産業省中部近畿産業保安監督部に対して、世界技術規則に対応する容器(国際圧縮水素自動車燃料装置用容器)に関して高圧ガス保安法に基づく容器等製造事業者の登録を申請。このほど経済産業大臣名により容器等製造業者として登録された。

トヨタ自動車のFCVの開発・製造に追い風

本来トヨタは、2014年8月に高圧水素タンクの「登録容器製造業者」として経済産業大臣の認可を取得済みであったが、今回の製造事業者登録により「車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品に係る世界技術規則の作成に関する協定」に加盟する31の国と地域で、自ら高圧ガス保安法に基づく容器検査や刻印等を行い市場へ送り出せるようになる。

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このため、国際圧縮水素自動車燃料装置用容器について、高圧ガス保安協会等の容器検査を受ける必要がなくなり、同社が開発する「MIRAI(ミライ)」のようなFCV(水素・燃料電池自動車)の生産効率化に拍車が掛かる見込み。

「車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品に係る世界技術規則の作成に関する協定」に加盟する国と地域は以下の通りとなっている。

オーストラリア、アゼルバイジャン、カナダ、中国、EU、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、イタリア、日本、カザフスタン、韓国、リトアニア、ルクセンブルグ、マレーシア、モルドバ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ルーマニア、ロシア、スロバキア南アフリカ、スペイン、スウェーデン、タジキスタン、チュニジア、イギリス、アメリカ

なお水素スタンドでの充填時における最高充填圧力は87.5MPa(約860気圧、温度約85度)で、容器自体の使用期限は15年となっている。

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以下参考

【トヨタ既存リリース動画】新しい未来について豊田章男氏語る

ポルシェ ジャパン、スーパーGT参戦。開幕戦は4月4日/5日の岡山国際

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ポルシェ ジャパン、Porsche Team KTR体制でスーパーGTに参戦

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、2015年シーズンのスーパーGT GT300クラスにPorsche Team KTRとして参戦することを、3月19日(木)にポルシェ センター青山にて発表した。

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モータースポーツはポルシェのDNAであり、ポルシェ ジャパンにおいても、これまでポルシェのスーパーGT参戦チームをサポートしてきたが、スーパーGTでは、ポルシェとともに多くの戦績を積み重ねてきたKTR、そして発表会の会場となったポルシェ センター青山を含め都内に3つのポルシェセンターと、2つの認定中古車センターを運営するエクセレンス インターナショナルとともに今シーズンよりチームを結成しGT300クラスに挑戦する。

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発表会では、スーパーGT参戦を「ポルシェ ジャパン創業以来の大きな目標だった日本におけるモータースポーツ文化の定着のための大きな一歩」(ポルシェ ジャパン会長、黒坂登志明氏)と語り、エクセレンスインターナショナル社長の藤田正氏は「2012年のポルシェ カレラカップ ジャパン参戦以来、スーパーGTへの参戦は夢だった」と語った。

KTRの武田敏明代表は「強力な体制でスーパーGTに参戦できることを嬉しく思います」とコメント。今年がスーパーGTデビューとなるドライバーの山下健太選手は「ポルシェでレース出来ることを大変嬉しく思います。目標はチャンピオンですが、まずは表彰台を目指して戦います」と語った。

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ドライバー、アレキサンドレ・インペラトーリ選手は「KTR、エクセレンスインターナショナル、そしてポルシェ ジャパンによる新チームにドライバーとして参戦できるのは非常に光栄です。素晴らしい日本のファンの前で再びスーパーGTにカムバックするのが待ち切れません」と結んだ。

SUPER GTの開幕戦は、4月4日(土)~5日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットOKAYAMA GT 300km RACE」で開催される。

2015年スーパーGT 参戦体制
・エントラント: Porsche Team KTR
・参戦クラス: スーパーGT選手権GT300クラス
・チーム監督: 鈴木恵一
・ファーストドライバー: ファーストドライバー アレキサンドレ・インペラトーリ
・セカンドドライバー 山下健太
・車両名称: Excellence Porsche
・カーNo.: 33
・マシン: ポルシェ911 GT3 R (Type 997)
・タイヤメーカー: 横浜ゴム
・車両メンテナンス: 有限会社ケーティーアール
・Facebook:
Porsche Team KTR Excellence Motorsport
・Twitter: @gt300porsche

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LEXUS、ニューヨーク国際オートショーに新型RXを出展

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日本時間の4月1日22時10分より新型RXのライブ中継開始

レクサスは、米国・ニューヨークで4月1日~12日に開催される2015年ニューヨーク国際オートショーにおいて、4代目となる大型クロスオーバーSUV新型RXを世界初出展する。

RXは、セダンとSUVの特徴をあわせ持つ次世代のクロスオーバー車として1998年に初代モデルが導入された。以降プレミアムジャンルにおけるクロスオーバー車の先駆として、高級SUVマーケットを牽引。

まさにこれまでになかった新ジャンルを開拓した先駆的モデルであり、後に世界中のプレミアムブランドから数多くの追随モデルが発売されることとなった。

“2016 レクサスRX”は、完全新設計で新しいボディを纏う

そのレクサスRXの4代目となるニューモデルが、ニューヨーク国際オートショーのプレスカンファレンスの模様を通して、現地より日本時間4月1日22時10分より生ライブ中継により確認できる。

「完全新設計」となる“2016 レクサスRX”は、抑揚のあるスタイリッシュなデザインを採用する模様で、ティザー映像ではリアフェンダーがわずかに公開され、なだらかなルーフラインやエッジの効いたボディパネルが確認できる。

ちなみにライブ中継は英語のみで配信される予定。新型RXの詳細は、日本時間の4月1日(水)に発表予定となっている。

■レクサス プレスコンファレンスのライブ中継

Luxury at Full Volume – The New Lexus RX ( YouTube )
Only some expressions of luxury are made at full volume. See a glimpse of the next-generation Lexus RX, soon to be revealed at the New York International Auto Show on April 1st.

■レクサス 公式サイト

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ホンダ エアロ インクの航空エンジン工場がFAAから製造認定取得

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製造認定取得に基づきHAI自らでHF120の生産を開始

本田技研工業(以下、ホンダ)の航空エンジン事業子会社であるホンダ エアロ インクは、米国東部時間2015年3月17日に同社の航空エンジン工場がFAAから製造認定を取得したことを発表した。

ホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc. 、以下HAI)は米国ノースカロライナ州バーリントンの自社工場が、米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)による連邦航空規則のPart 21が定める製造認定(Production Certificate、PC)を取得した。

HAIは、ホンダとゼネラル・エレクトリック社(以下GE)の合弁会社であるGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC、以下GE Honda)が、2013年12月にFAA型式認定(Type Certificate、TC)を取得したターボファンエンジン「HF120」の生産を担当する。

FAAがジェットエンジンの製造認定を授与するのは23年ぶり

HF120は、初期の生産をマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で開始し、2014年11月から、GE Hondaの型式認定に基づいて、HAIバーリントン工場においてFAAの監督下で生産を行ってきたが、今回の製造認定取得により、HAIバーリントン工場がエンジンを継続的に製造する能力を持つことが承認され、HAIの製造認定に基づきHF120の生産を行うようになる。FAAがジェットエンジン用に製造認定を授与するのは23年ぶりのことだという。

HAI社長の泉征彦氏は、「今回のFAA製造認定取得は、HF120におけるお客様のニーズにお応えするために、我々が取り組んできたことの大きな成果です。我々はこれからもGE Hondaをサポートし続け、お客様の満足を高めるために努力していきます」と語っている。

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<HF120について>

HF120は、同社の小型航空機「HondaJet」に採用されるエンジン。2013年12月13日に米国連邦航空局(FAA)より連邦航空規則のPart 33が定める型式認定を取得。

定格推力2095ポンドのターボファンエンジンで、最先端の耐熱材料を用いた高圧/低圧タービンや空力性能を向上させるカウンターローテティング2軸ファンなどの特徴を持つ。

クラストップの低燃費と耐久性、世界最高レベルの環境性を兼ね備え、新たなスタンダードとなるべく開発された定格推力2,095ポンドのエンジンで、以下の技術的特長を備えている。

・先進空力設計技術を盛り込んだ一体型ファンローターと、カーボンコンポジット製の軽量ガイドベーン

・世界最高レベルの効率・圧力比と、操作性を両立する耐熱チタン製の遠心圧縮機ローター
・コンパクトで低エミッションの燃焼器とシンプルな単段エアブラスト式燃料噴射ノズル
・最先端耐熱材料を使用した高圧・低圧タービンと空力性能を向上させるカウンターローテーティング2軸システム

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【ホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc.)概要】
ホンダの全額出資で2004年に設立された航空エンジン事業子会社
社長:泉 征彦(いずみ まさひこ)
所在地:米国ノースカロライナ州バーリントン
業容:Hondaの航空エンジン事業に関わる開発以外のすべての統括。具体的には、部品調達やエンジン生産など

【GE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC) 概要】
GEとHondaの共同出資で2004年に設立された航空エンジン合弁会社
社長:スティーブン・シャクナイティス(Steven Shaknaitis)
副社長:泉 征彦(いずみ まさひこ)
所在地:米国オハイオ州シンシナティ
業容:機体メーカーへの営業、カスタマーサポートなど

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マツダ、ミラノデザインウィーク2015に出展

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「Mazda Design クルマはアート」をテーマに据える

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、イタリアのミラノにおいて4月14日から19日の期間で開催される「ミラノデザインウィーク2015」に出展する。

展開エリアは「ブレラ美術館」があり、昔ながらのクラシックなギャラリーから最新アートを展示したモダンギャラリーまでが軒を連ねるアートの拠点。特にミラノの中でもひときわシックな地域としてしられるブレラ地区において『Mazda Design クルマはアート』をテーマに開催する。

イタリアで開催されるミラノデザインウィークとは

ミラノデザインウィークとは、毎年4月、イタリアのミラノで家具の見本市「ミラノサローネ」や、市街でのデザインイベントなど、一流のデザイナーやブランドのデザインマインドが結集する1週間のことをそう呼んでいる。

具体的には、同時期に開催される「ミラノサローネ国際家具見本市」に併せて、ミラノ市内の各所で実施されるデザインイベントの総称。家具や工業製品などの展示会や、パフォーマンス、講演など、様々なデザインに関連するイベントが繰り広げられる1週間だ。

この時期のミラノは、いわばファッションにおける「パリコレ」のように、インテリアや家具、空間デザインの最新情報の発信の場となっており、様々な切り口で最新のライフスタイルとデザインが展開され、デザインを身を以て”体感”できる街になる。

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人の心を動かすクルマのデザインを表現していく

マツダはこのイベントに「クルマはアート」というスローガンを掲げ、人の心を動かすクルマのデザインに日々挑戦している同社のインスピレーションを伝えていくという。

クルマは移動の道具であることから、動きのある造形や、光のうつろい等による生命感の表現を表していく必要があり、時にはクルマ以外の作品の創作を通じて、モノに魂をふき込むための技術や表現力に磨きをかけている同社のクラフトマンシップを表現していくようだ。

今回の『Mazda Design クルマはアート』においては、こうしたデザイン研鑚の過程で生まれたアートワークを、進化したデザイン表現を適用したコンパクトクロスオーバーSUV「マツダCX-3」や2人乗り小型オープンスポーツカー「マツダロードスター」といったマツダの最新モデルとともに展示。

2013年に続き今回が2回目の参加となるマツダは、『Mazda Design クルマはアート』を通じて、マツダのデザイン領域における取り組みを、世界有数のデザインイベントにおいて展開していくとしている。

以下は2013年に出品した同社の「魂動デザインをイメージしたイス」を制作した職人のこだわり連載(マツダ公式ブログ)
▲「魂動をイメージしたイス」に込められたモノづくり
・イントロダクション
・クレイモデラーが込める温もりと魂
・磨きの職人が追い求めた脚の質感
・二人の師弟ハードモデラーの挑戦

▲デザイン本部長前田が語るブランドデザインに込めた想い
・Be a driver. サイト(This is Mazda Design)
クルマに命を与える それがマツダのデザイン

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ホンダ、日本強靭化大賞2015で優秀賞を受賞

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ホンダ、3部門の関連技術で日本強靭化大賞を獲得

本田技研工業は、水素関連技術の「スマート水素ステーション」ことSHSと、燃料電池自動車や電気自動車から家庭や様々な機器等への電力供給を行うV2X関連技術の「V2H対応DC普通充電器“Honda Power Manager”」ことHEH55、および「外部給電器“Honda Power Exporter CONCEPT”(以下、Power Exporter)」ことPowerExporterが、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」の企業・産業部門で優秀賞を受賞したことを発表した。

ジャパン・レジリエンス・アワードとは

ジャパン・レジリエンス・アワードは、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が創設した制度。

レジリエンスジャパン推進協議会自体は、国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ、「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、産、学、官、民が連携してレジリエンス立国を構築していくことを目的として設立された協議会だ。

同評議会は、次世代に向けたレジリエンス(強靭化)社会を構築するための先進的な活動を発掘して評価し表彰する。

第1回は強くてしなやかな国・地域・人・産業づくりがテーマ

第1回となる本年度は、“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等”を実施している企業・団体の中から入賞した95件が表彰された。

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ホンダは、「電動化モビリティを活用したV2Xによる強靭なコミュニティづくりへ貢献する機器の提案」というテーマで、自社で取り組む電動化モビリティと低炭素社会の実現化技術のコンセプト「つくる・つかう・つながる」の中から「つくる」と「つながる」に関連する3技術のSHS、HEH55、Power Exporterを提案。

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同アワード事務局より、本業との関連性において目的や方法が自社の強みを活かしたものであり、また事業に従来の企業活動と明確な差異が見られ広がりが期待できるといった点で、高い評価を受けた。

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SUZUKIモーターサイクルショー2015の出品概要発表

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東西ふたつのモーターサイクルショー2015に出品

スズキ株式会社は、インテックス大阪で開催される「第31回大阪モーターサイクルショー2015」(3月20日~22日)、東京ビッグサイトで開催される「第42回東京モーターサイクルショー」(3月27日~29日)に以下の内容で出品する。

今回のスズキブースは「スポーツ」をテーマとし、4年ぶりにMotoGPに復帰する「チームスズキ エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)」の参戦車両「GSX-RR」や、日本初公開となる海外向けの新型モデル「GSX-S1000 ABS」、インドで雑誌、TV局が主催するバイクオブザイヤーを9つ受賞したインド生産の150ccスポーツバイク「GIXXER」など5モデルを参考出品する。

また市販車は、3月に販売を開始する新型110ccスクーター「アドレス110」や、50ccスクーター新型「レッツ」をはじめとした国内モデル13台を出品。スズキブースでは、世界最高峰のMotoGP参戦車両「GSX-RR」にまたがることが出来るコーナーを設けるなど、実際に触れることが出来る車両を数多く展示し、スズキ二輪車の魅力を充分に体感できることを目指している。

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モーターサイクルショー2015での主な出品車両

・参考出品車・
GSX-RR(MotoGP参戦車両)
GSX-S1000 ABS/GSX-S1000F ABS(輸出モデル)
GSX-R1000(MotoGPカラー・輸出モデル)
GIXXER(インド生産モデル)

・市販車・
アドレス110(3月19日発売)
レッツ(3月13日発売)
V-Strom1000 ABS/V-Strom650XT ABS(オプション装着車)など

モーターサイクルショー2015 スペシャルサイトはこちらから

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HONDA 新型ステップ ワゴンをホームページで先行公開

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5代目にあたる新型ステップワゴンは4月下旬の発売予定

本田技研工業は3月13日、新型「ステップ ワゴン」に関する情報をHondaのホームページで先行公開した。5代目にあたる新型ステップワゴンは、4月下旬の発売が予定されている。

新型ステップ ワゴンは、リビングのような空間を目指した上質なインテリアや、随所に画期的なアイデアで機能性を高めた装備を満載し使うことが楽しくなるミニバンを目指した。

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最も大きな注目点は車両最後部のわくわくゲート

最も大きな注目点は外観にあり、バックドアそのものに横開きのドアが備わること。つまり、車両最後部のテールゲートは、縦横2方向に開く仕様となっている。

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ホンダでは、この大開口のテールゲートに横開き式のドアを備えたかたちを「わくわくゲート」と名付けており、また3列目のシートを左右独立して床下格納できる「マジックシート」との組み合わせで、テールゲートを開けることなく横開き式のドアから3列目のシートへの乗り降りを可能にする仕様。荷物の出し入れも容易になるという。

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エンジンは新開発の直噴1.5リッターVTECターボ

エンジンは、新開発の直噴1.5リッターVTECターボエンジンを搭載、最大トルクは自然吸気の2.4リッターエンジン並みで、力強くスムーズな加速と、優れた燃費性能、高い静粛性を実現したとしている。

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また、歩行者まで検知対象とした先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」もオプションとして搭載用意されている。

新型ステップ ワゴンのスペシャルサイトはこちらから

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