株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼 取締役会長:津谷正明、以降、ブリヂストン)は、2015年12月10日(木)~12日(土)の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「エコプロダクツ2015」に、ブースを出展する。
11回目となる今回の出展テーマは、ブリヂストングループが「環境宣言」に掲げている「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために…」と題している。
具体的には、事業が世界に与える影響の大きさを認識し「事業と環境の両立」に向けた様々な活動を3つの領域「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」をテーマに、それら環境への取り組みを紹介していく構え。
主な展示品について
1. 「グアユール」由来の天然ゴムを使用したタイヤ(実物展示)
ブリヂストングループがタイヤ原材料の多様化を目的とし、パラゴムノキに代わる天然ゴム資源として研究を進めている「グアユール」由来の天然ゴムを使用したタイヤを展示する。
今回作成したタイヤに使用した「グアユール」由来の天然ゴムは、アリゾナ州にあるグアユール研究施設を中心に、栽培から抽出精製までのすべての過程に同社グループの技術を適用することによって得られた。
パラゴムノキとは異なり「グアユール」は乾燥地域で栽培できる植物であり、またその組織に含まれるゴム成分がパラゴムノキ由来の天然ゴムによく似た性質を持つことから、新たな天然ゴム供給源になるものと期待されている。
2. 「ECOPIA with ologic」(実物展示)
「ECOPIA with ologic」は、車両の燃費向上を通じたCO2排出量削減への貢献を目指して開発を進めている独自技術「ologic」を搭載したタイヤ。
タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減している。
更に、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、ウェット路面やドライ路面での高いグリップ性能も確保する。
同社は、2015年10月18日~25日にオーストラリアで開催された世界最高峰のソーラーカーレース「2015 Bridgestone World Solar Challenge (以下2015BWSC)」に冠スポンサーとして協賛。
参加17チームに対して、ソーラーカー向けの「ECOPIA with ologic」を供給し、各チームの安全と勝利を目指した走行に貢献した。ブースでは、「ECOPIA with ologic」のタイヤとともに2015BWSCクルーザークラス準優勝「工学院大学チーム」のソーラーカーを展示していく。
佐藤琢磨氏トークショーについて
期間中毎日、当社ブースにおいて「この挑戦は、もっといい未来につながっている」をテーマにトークショーを実施する。
12月10日(木)、12月12日(土)には、ゲストに2015 BWSCに参戦した「工学院大学ソーラーカーチーム」、「東海大学ソーラーカーチーム」をそれぞれ招いて、大会での様子や学生たちの挑戦に懸けた想いについて語るトークショーを実施。
また12月11日(金)には、ゲストに現Indycarレーシングドライバー佐藤琢磨氏を招き、レーシングドライブとエコドライブとの意外な共通点についてのトークショーを展開していく。
トークショーの開催予定日時は下記の通り。
12月10日(木) 14:30~15:00 工学院大学ソーラーカーチーム
12月11日(金) 14:30~15:00 佐藤琢磨氏
12月12日(土) 14:30~15:00 東海大学ソーラーカーチーム
<エコプロダクツ2015 開催概要>
・会期:2015年12月10日(木)~12日(土)
・会場:東京ビッグサイト 東ホール (ブリヂストンブースは東2ホール)
・入場料:無料
・主催:一般社団法人 産業環境管理協会、日本経済新聞社
・ウェブサイト
:http://eco-pro.com/2015/