アバルト124スパイダー、日本カー・オブ・ザ・イヤーで初の10ベストカー・最終選考6位に


FCAジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:ポンタス・ヘグストロム、以下「FCAジャパン」)が10月8日より販売開始した「アバルト124スパイダー」が、国内で本年発表された乗用車の中から年間を通じて最も優秀なクルマを選定する「第37回 2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下、COTY)」の「10ベストカー」をアバルト・ブランドとして初めて受賞し、最終選考では6位となった。

FCAジャパンとしては、「2012-2013 COTY」にアルファ ロメオ・ジュリエッタ、「2013-2014 COTY」にフィアット・パンダ、「2014-2015 COTY」にジープ・チェロキー、「2015-2016 COTY」にフィアット500Xが「10 ベストカー」を受賞しており、今回を以て5年連続の受賞となった。

また同社では、ひとつの会社から4つの異なるブランドのモデルが「10 ベストカー」に選出された初のケースと述べている。

アバルト124スパイダーは、1960年代のデビューと共に多くのドライバーを魅了したオリジナルの「124スパイダー」のオマージュとして蘇ったブランド初のオープンスポーツモデルである。

マツダ株式会社のロードスターのアーキテクチャーをベースに、生産はマツダが本社工場にて行い、スタイリングデザイン、パワートレイン、室内装備・材料、サスペンションおよびステアリングフィールはFCAが独自で開発した。

日本カー・オブ・ザ・イヤーについて
市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀な乗用車を選定し、その乗用車に日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与することを目的に設立されている。1980年の第一回から数え、本年は第37回目となる。

定められている章典は、以下の通り。

  • 日本カー・オブ・ザ・イヤー
    最も優れた乗用車一台にのみ与えられる。
  • インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
    日本カー・オブ・ザ・イヤーに日本国産車が選出された場合、最も優れた輸入乗用車一台にのみ与えられる。
  • 10ベスト・カー
    該当年度における最も優れた10車種の乗用車に与えられる。
    部門賞

ノミネートされた全乗用車より、以下の部門賞が与えられる。

  • イノベーション部門賞
    環境、安全その他の革新技術を、最も持つ乗用車に与えられる。
  • エモーショナル部門賞
    秀でたデザイン、ドライブ・フィールなどを、最も持つ乗用車に与えられる。
  • スモールモビリティ部門賞
    最も優れた軽自動車(将来的には超小型モビリティを含む)に与えられる。
  • 特別賞
    日本カー・オブ・ザ・イヤーとは別に、その年に特別なインパクトを与えた福祉車両、モビリティの発展に貢献した施策/イベント、業界に貢献した功労者などに与えられる。