名古屋市の新交通「SRT」、NTT西日本がSmart機能を提供

リアルタイム走行位置、周辺施設・イベント情報を一体提供

NTT西日本・東海支店(所在地:名古屋市中区、執行役員 東海支店長:児玉 美奈子)は2月13日、名古屋市が導入を進める新たな路面公共交通システム「SRT(Smart Roadway Transit)」に、運行情報などを提供するSmart機能を構築・提供した。同機能は、同日に運行を開始した名駅-栄系統で活用される。

なお同SRT は、名古屋駅と栄を結ぶ約5.6kmのルートを全長18m級の連節バスで運行する新都市交通( 乗車定員122人 )。都心の回遊性向上と賑わい創出を目的に整備され、7カ所の停留所が設置されている。

金曜~月曜の4日間と祝日に1日12便を運行。運賃は大人210円、小児100円。タッチ決済対応や全扉乗降が特徴の次世代型公共交通として運行開始される。

1.Smart機能構築の背景と目的
名古屋市は、予てより都心における回遊性の向上や賑わいの拡大を目的に、まちづくりと一体となった新たな路面公共交通システムSRT( Smart Roadway Transit )の導入を進めてきた。2019年1月に策定されたSRT構想では、先進技術を活用した快適な移動体験や分かり易い情報提供など、スマートさの実現が掲げられた。

こうした背景のもと、NTT西日本は名古屋市が実施した「SRTの運行開始に向けたSmart機能の構築及び効果検証手法の検討・導入業務委託」に関する公募型プロポーザルに応募し、複数事業者の中から選定され、2024年12月より本日の運行開始に向けて、Smart機能の構築を進めてきた。

Smart機能では、専用ウェブサイトにおいて分かり易い運行情報や乗降方法を発信すると共に、乗降・待合空間に設置するデジタルサイネージを通じて、運行情報に加え周辺施設やイベント情報などを提供する。

これにより、SRT利用者の利便性向上を図るとともに、まちを回遊する人々の情報スポットとして機能し、より歩きたくなる都心づくりへの効果を高めることを目指しているという。なお、同施策は国土交通省「日本版MaaS推進・支援事業」の支援を受けて行った。

2.NTT西日本が構築したSmart機能の概要
SRT公式ウェブサイトでわかりやすい運行情報や乗降方法を発信すると共に、SRTが現在どこを走行しているかをリアルタイムで確認できる走行位置表示システムを構築した。

また、乗降・待合空間に設置するデジタルサイネージでは、運行情報に加えて周辺施設やイベント情報なども提供する。

<参考>
SRT公式ウェブサイト(車両・運行概要等):URL:https://www.srt.city.nagoya.jp

「広報なごや紙(PDF / 21.7MB)」にSRTの概要や搭載機能が告知されている:https://www.city.nagoya.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/017/533/2602_shiban_ren.s.pdf

3.今後の取り組み
NTT西日本グループでは、「地域密着のコンサルティング力とICTの社会実装力を活かし、今後も自治体や地域の皆さまと連携しながら、暮らしを支える取り組みを進めてまいります」と結んでいる。