一人ひとりの「夢の力」を原動力に価値創造するプロセスをストーリーを追って紹介
本田技研工業(ホンダ/本社:東京都港区、取締役代表執行役社長:三部敏宏)は10月10日、統合報告書「Honda Report 2025」を発行し、WEB上で公開した。
Honda Reportは、同社の将来の企業価値向上に向けた中長期的な取り組みに関するレポートで、夢の力で人と社会を前に動かすための原動力であり続けるというホンダが目指す姿・提供価値をまとめたもの。
同社では、このレポートを通じて投資家をはじめとする全てのステークホルダーへ向けて提供し、企業活動への理解を深めて貰うこと。また対話の機会や開示情報の拡充を図りつつ、企業価値のさらなる向上を目指しているとした。
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統合報告書「Honda Report 2025」
URL: https://global.honda/jp/sustainability/integratedreport/
4年目の発行となる今年は、事業環境が大きく変わる中、自らの強みを生かし、迅速かつ柔軟に変化を乗り越えていくこと。
また「環境」と「安全」という社会課題に対して、モビリティを通じて社会に貢献したいという想いを持つ自社のスタンスを改めて打ち出している。
加えて特に今回は、任意開示である統合報告書という媒体を通じて、自社の「独自性」を分かりやすく伝えることに主眼を置き、過去から現在に続くホンダの企業風土、「人」にスポットライトを当て、夢や想いを持ったHondaで働く全ての人を軸としたメッセージを強化したとしいう。
今年度の統合報告書の訴求ポイントは以下の通り
価値創造ストーリーのさらなる進化
改めて、自分たちの強みである「技術・アイデア」をベースに価値を出すことを明示した。
経営管理体系の考え方と指標の提示
不確実性の高い事業環境下でも、強みを生かし迅速かつ柔軟に変化に対応しながら、中長期の目標実現に向けて取り組んでいくことを可能としている自社の経営管理体系の考え方を提示した。
また、この考え方に基づき策定した全社の目標が一目でわかるよう、これまで重要テーマ別に掲載されていた経営管理指標、実績や目標値を一覧表にまとめた。
経営陣から現場の従業員まで脈々と受け継がれるHondaのDNAの紹介
「誰もが無理だと思う壁に対しても、夢の力を信じ、情熱を絶やすことなく努力を重ね、仲間と共にチャレンジし、乗り越えていく」というホンダの創業期からのDNAが、今も経営陣から現場の従業員まで脈々と受け継がれていることを「ワイガヤ(個人が役割を超えて徹底的にお互いの意見をぶつけ合い成果を出すコミュニケーション文化)」形式の座談会を通して感じて貰えるよう誌面構成に趣向を凝らした。