ヤマハ発動機、第9回アフリカ開発会議に合わせ各種展示を実施

ヤマハ発動機販売(本社:東京都大田区、代表取締役社長:松岡大司)は、8月20 日(水)~22日(金)までパシフィコ横浜(横浜市)で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に合わせ、併催イベント「TICAD Business Expo & Conference」内展示ゾーン「Japan Fair」へ出展する。

また、TICAD9開幕に先立ち、8月6日(水)~31日(日)まで、自社の横浜ブランド発信拠点「Yamaha E-Ride Base」でアフリカに関連する企画展示を行う。

これらの展示を通して、アフリカに於ける社会課題解決に資する当社の様々な取り組みの認知を図ると共に、日本のステークホルダーへアフリカ市場の成長可能性を伝えることを目的としている。

「Japan Fair」で展示予定の「CRUX REV」

ちなみにアフリカ開発会議(TICAD = Tokyo International Conference on African Development)は、アフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)および世界銀行と共同で開催されている。

また当該記事冒頭に記載した「TICAD Business Expo & Conference< https://www.jetro.go.jp/events/ticad9.html >」は、日本貿易振興機構(JETRO)の主催。

アフリカ各国の政財界リーダー層に向けて日本企業の技術やサービスを発信すると共に、アフリカのビジネス・投資環境に関する情報を日本企業に提供し、日本とアフリカの関係発展を促進する場となっていてる。

そのなかで「Japan Fair」は、日本企業による最先端の製品・技術・サービスを紹介するエリアとなっている。

Yamaha E-Ride Baseイベント情報
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/yeb/events/

ヤマハ発動機のブースでは、「過去・現在・未来。アフリカの発展と共に歩むヤマハ発動機」をテーマに、半世紀以上にわたりアフリカの文化や人々の暮らしに寄り添い、社会貢献を図る当社の事業活動を伝えていく。

主な展示物は、二輪車、また現地で導入を進めているFRP(繊維強化プラスチック)ボートを予定。それぞれに説明パネルや映像などを用いて、多様なフィールドにおける当社製品やサービスの有用性を紹介する。

ヤマハ発動機では、「Yamaha E-Ride Baseでは、幅広い層の方に、アフリカに於ける当社の社会課題解決の取り組みをわかりやすく伝え、アフリカの市場・文化について親しんでもらう企画を開催します。

Yamaha E-Ride Baseで展示予定のエンデューロ船外機「E15DMHL

アフリカで活躍する当社製二輪車や船外機の実機を展示し、アフリカ市場の現状をパネルや動画で紹介する他、アフリカやアジア各国の民芸品に触れ、民族衣装を試着できる体験コーナーを設置。

当社がアフリカ各地に設置している小型浄水装置にちなみ、安全に飲める水の大切さを考えるワークショップなども実施予定です。

当社は、1960年代からアフリカ市場の開拓を進め、現在では、特約店とのパートナーシップによりアフリカ52の国と地域で事業を展開しています。

“市場密着型ソリューション”を主体としたビジネスを展開し、二輪車、船外機、ボート、小型浄水装置などの販売・サービスを行う他、2020年代からはモビリティサービス事業にも参入しています。

飛躍的な人口増加、中間層の台頭など市場として高いポテンシャルを秘めたアフリカ市場を注力すべき市場と認識し、今後も積極的な事業の拡大を目指します」と話している。