ソニー損害保険株式会社(本社:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F、代表取締役社長:丹羽淳雄)は、2016年9月13日~14日の2日間、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対し、「全国カーライフ実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得た。
同調査で自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、年間走行距離を聞いたところ、「3,000km以下」が9.9%、「5,000km以下」が28.6%、「7,000km以下」が21.2%で、年間走行距離が7,000km以下までの方が合計で6割(59.7%)となった。
また、定期的に(月に1回以上)車を運転する人の年間走行距離の平均は6,899kmとなっている。
男女別に年間走行距離の平均をみると、男性は7,472km、女性は6,325kmとなり、男性のほうが女性よりも走行距離が長い傾向がみられる。居住地別では、都市部(※1)では6,078km、地方では7,041kmとなっている。
(※1):市・区における人口ランキングの上位都市(1位~8位)である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」とした。
次に、1ヵ月あたりの車の維持費(※2)を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(33.9%)と「10,000円~15,000円未満」(23.0%)を中心に回答が集まり、平均額は13,600円(※3)となった。
また、車の維持費の平均額を過去6回(2010年~2015年)の調査結果と比較すると、昨年比で700円低く(14,300円→13,600円)なり、今年は調査開始以来最も安くなった。
(※2):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。
(※3):100円未満は四捨五入
続いて、車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞いたところ、「車検・点検費」が69.1%で最も高く、次いで「自動車税」が63.7%、「自動車保険料」が50.1%、「ガソリン代・燃料代」が46.4%で続いた。
居住地別にみると、都市部では「駐車場代」が35.8%と、地方(17.7%)に比べて高くなった。
また、「ガソリン代・燃料代」を負担に感じる割合を過去6回(2010年~2015年)の調査結果と比較すると、昨年からは10.4ポイントの下降(56.8%→46.4%)、「ガソリン代・燃料代」の負担感がピークだった一昨年からは23.7ポイントの下降(70.1%→46.4%)した。
今年は調査開始以来最も維持費が安くなったが、ガソリン価格の高騰がおさまったことや、車の燃費性能の向上などにより、燃料代の負担が抑えられていることが要因として考えられそうだ。
※過去6回の調査結果(2010年~2015年調査)を含む同社のその他項目などの詳細回答は、下記URLにて公開されている。
http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/research/