マカンモデルラインの最上位を飾るターボ・パフォーマンスモデル登場
ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のコンパクトSUVに属するマカンは、同ブランドに於ける新ジャンルのスポーツ車としてデビュー。以来、同セグメントのドライビングダイナミクス基準の指針となってきた。
そして今、ポルシェはこの期に、マカン ターボ パフォーマンスを投入することにより、同セグメントに於ける走行基準を大きく引き上げる構えを見せてきている。
このマカン ターボ パフォーマンスは、同シリーズモデルラインの最上位に位置づけられる1台であり、強化された走行特性、進化した俊敏性を保持。
搭載されるパワーユニットは、同社の伝統とエンジンノウハウを受け継ぐ3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンであり、今回はその絶対性能を強化した結果、既存グレードのマカン ターボを30kW(40PS)上回るモデルライン上最高の絶対出力となる324kW(440PS)を叩き出す。
これによって0-100km/hでの加速タイムは4.4秒(0.2秒減少)で、最高速度は272km/h(6km/h増加)。最大トルクは600N・m(50N・m増加)/1,500-4,500rpmとなる。
この心臓部の強化策により高速に於ける駆動力も増大し、スポーツ・プラスモードでは、80-120km/h加速のタイムが2.9秒(0.2秒減少)にまで短縮。それでいて同モデルの燃料消費量(NEDC)は、装着するタイヤに応じて異なるものの、9.4-9.7リッター/100kmとなっている。
そんなマカン ターボ パフォーマンスを際立たせているのは、エンジンの出力だけではない。
というのは新開発のブレーキシステム、低く構えたボディ、制御されたスポーツシャシー、スポーツクロノパッケージ、およびスポーツエグゾーストシステムの全てが標準装備されるからだ。
例えばフロントには、通常のマカン ターボより30mm大きな390mm径のスリット入りブレーキディスクと、赤い塗装が施された対向6ポットのブレーキキャリパーが組み込まれた。
さらに、スイッチで作動するポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)は、路上で卓越したスポーツ性を発揮する。
このシステムは、15mm低く設定したボディとマッチするよう最適にチューニングされ、セルフレベリング機能と高さ調節機能を備えると共に、車高を10mm低く設定してあるエアサスペンションもオプションで用意されている。
より刺激的な走りを求める層であれば、スポーツクロノパッケージの追加によって、マカン ターボの性能をさらに強化することもできる。
同パッケージを装着した状態でスポーツ・プラスモードを選択すると、シャシー、エンジン、およびトランスミッションがよりスポーティな設定に切り替わると共に、スポーツエグゾーストシステムがさらにエモーショナルなサウンドを奏で始める。
またデュアルクラッチトランスミッションの7速PDKは、シフトチェンジの際のレスポンスの短縮、シフトポイントの最適化、シフトチェンジ中のトルク増大によって、最高の加速性能を引き出せるように仕上げられている。
他にもマカン ターボ パフォーマンスをカスタマイズしていくプランには、ターボエクステリアパッケージなどの専用オプションを幅広く使用することができる。
ちなみにこのパッケージオプションには、ラテラルスポークを備えたブラック仕上げの21インチ 911ターボ デザイン ホイール(ハイグロスフィニッシュ)、PDLS Plus付LEDヘッドライト、およびブラックのカラーリングが施されたその他多数のパーツが用意されている。
加えてターボインテリアパッケージでは、贅沢なアルカンターラエレメントを備えたブラックレザーインテリア、多数のカラーアップリケ、およびモデル名入りドアエントリーガード(ホワイトイルミネーション)などのカーボンパーツが提供される。
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