BMW、MINIにクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルを拡充


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ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ペーター・クロンシュナーブル、以下BMW)は、MINIのラインアップにクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルを6モデル拡充し、全国のMINI正規ディーラーで販売を開始した。

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これにより、MINI全体のラインアップにおけるクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルは、全部で10モデルとなる。

なお、MINI Cooper SD 5 Doorを除く全モデルの納車は本年5月以降より、MINI Cooper SD 5 Doorの納車は、本年9月以降を予定している。

メーカー希望小売価格(8%消費税込)bmw-expanding-the-clean-diesel-engine-models-in-mini20160420-99

今回追加となる6モデルのクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルは、MINIラインアップにおける中核モデルMINI 3ドア、MINI 5ドア、そして、MINIクラブマンである。

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MINIのラインアップでは、2014年秋にMINIクロスオーバー、およびMINIペースマンに於いて、合計4モデルのクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルが誕生したが、さらに今回の大幅な拡充によりMINIのクリーン。ディーゼル車ラインアップは大きく拡大された。

MINI Cooper D3 Door/MINI Cooper D5 Door
MINI Cooper D3 Door及びMINI Cooper D5 Door両モデルに搭載されるクリーン・ディーゼル・エンジンは、1.5リッター直列3気筒のクリーン・ディーゼル・エンジンであり、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャー等の採用で優れたレスポンスと低回転からの強力なトルク、低燃費が達成された。

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最高出力は116PS(85kw)/4.000rpm、最大トルク270Nm/1.750-2.250rpmを発揮し、6速オートマチック・トランスミッションとの組み合わせた燃料消費率は23.9km/Lを達成している。

また、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒等を採用することでポスト新長期規制をクリアし、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。

MINI Cooper SD 3 Door/MINI Cooper SD5 Door
MINI Cooper SD 3 DoorおよびMINI Cooper SD5 Doorに搭載されるクリーン・ディーゼル・エンジンは、2.0リッター直列4気筒のクリーン・ディーゼル・エンジンであり、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャー等の採用により、優れたレスポンスと低回転からの強力なトルクと低燃費を実現する。

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最高出力は170PS(125kw)/4.000rpm、最大トルク360Nm/1.500-2.750Nmを発揮し、6速オートマチック・トランスミッションとの組み合わせ等により、燃料消費率(*)は23.8km/Lを達成している。

また、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒等を採用することでポスト新長期規制をクリアし、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。*:MINI Cooper SD3 Doorの値。MINI Cooper SD5 Doorは未定。

MINI Cooper D Clubman
MINI Cooper D Clubmanに、搭載されるクリーン・ディーゼル・エンジンは、2.0リッター直列4気筒のクリーン・ディーゼル・エンジンであり、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャー等の採用により、優れたレスポンスと低回転からの強力なトルク、並びに低燃費が特徴である。

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最高出力150PS(110kw)/4.000rpm、最大トルク330Nm/1.750Nmを発揮し、8速オートマチック・トランスミッションとの組み合わせ等により、燃料消費率は22.0km/Lを達成している。

また、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒等を採用することでポスト新長期規制をクリアし、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。

MINI Cooper SD Clubman
MINI Cooper SD Clubmanに搭載されるクリーン・ディーゼル・エンジンは、2.0リッター直列4気筒のクリーン・ディーゼル・エンジンであり、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャー等の採用により、優れたレスポンスと低回転からの強力なトルクと低燃費が特徴である。

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最高出力190PS(140kw)/4.000rpm、最大トルク400Nm/1,750-2.500Nmを発揮し、8速オートマチック・トランスミッションとの組み合わせ等により、燃料消費率は22.7km/Lを達成している。

また、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒等を採用することでポスト新長期規制をクリアし、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。

MINI3ドアについて
MINI3ドアは、ハッチバック・スタイルのMINIの基幹モデルである。2014年にBMW製として第三世代へと進化したMINI3ドアは、一目でMINIと分かるMINIのデザイン・アイコンを採用すると共に、最先端技術、現代的なデザインを採用している。

さらに、視認性および操作性の高いナビゲーション・システム、歩行者検知機能付前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイ等、現代のプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントに相応しい数々の先進技術を採用している。

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MINI 5ドアについて
MINI5ドアは、MINI3ドアをベースに、2014年秋に登場した。MINI3ドアのホイールベースを70mm延長し、ドアを4枚装備した事により、クルマへの利便性を求める顧客に適したモデルとなっている。

さらに、一目でMINIと分かるMINIのデザイン・アイコンを継承しながら、最先端技術、現代的なデザインを採用している。

加えて視認性および操作性の高いナビゲーション・システム、歩行者検知機能付前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイ等、現代のプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントに相応しい数々の先進技術を採用している。

MINI クラブマンについて
MINIクラブマンは、1969年にスタイリッシュなデザインと高い機能性を融合したシューティング・ブレークのコンセプトにより、Mini Clubman Estateとして初代モデルが誕生した。

リアのスプリット・ドアを継承しつつ、2007年にはBMWグループとして初めてのMINI Clubmanが誕生した。2015年にはBMW製として第二世代に進化し、スタイリッシュなデザイン、より高い機能性、十分なスペースが与えられた、新しいプレミアム・コンパクト・セグメントのモデルとして誕生している。

このコンセプトは高く評価され、NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議主催の2016年次第25回RJCカーオブザイヤーにおいて、RJCカーオブザイヤー・インポートを受賞した。