フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(略称:VGJ、本社:愛知県豊橋市)は、本年 3 月1日(火)付けでティル シェア氏(Till Scheer)が代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)に就任する人事を決定した。
ティル シェア氏(50 才)は、ドイツで生まれ。フランス、イギリス及び米国で教育を受けた後、1991 年から自動車業界におけるキャリアを積んできた。
その後、2003 年にフォルクスワーゲン グループ イタリアへの入社を機に、フォルクスワーゲン グループでの職務をスタート。
2008 年以降は、アジアに拠点を移し、フォルクスワーゲン グループ香港のマネージングダイレクターに就任(2008年~2012年)。続いてベントレー モーターズ中国・香港・台湾・マカオのマネージングダイレクターを務めた(2012 年~2014 年)。
直近は 2014 年 1 月に、フォルクスワーゲン グループ チャイナの輸入部門のマネージングダイレクターに就任している。
ティル シェア氏は、代表取締役副社長職に加え、これまで臨時に社長兼CEOの職を兼務していたスヴェン シュタイン氏から社長 兼 CEO の職を引き継ぐ。これにより、スヴェン シュタイン氏は、従来からの代表取締役副社長の職務を継続する。
なおフォルクスワーゲン AG、フォルクスワーゲン乗用車ブランドの役員会は、2015年7月31日付けの任期途中で退任した庄司茂氏の後を引き継いで以降の 7 か月間、臨時の代表として VGJ を導いてきたスヴェン シュタイン氏に対し感謝の意を表している。