難関の舗装路ラリーで果敢な攻めを見せ、スピードを披露
プジョー 208 GTi が、2015 年全日本ラリー選手権第 9 戦「新城ラリー2015」に参戦し、JN-5 クラスにて 5 位と 11 位で完走を果たした。
今シーズン最終戦となるラリーは愛知県新城市を拠点に、10 月 31 日(土)、11 月 1 日(日)にわたって開催され、30 日(金)には市内でセレモニアルスタートが行われ、ラリーカーは観客の声援を受けながら次々にスタートを切った。
完走を第一目標とした「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」は、慎重な走行ながら一時は JN-5 クラス 4 番手につけ、初日を 5 番手で終えた。
2 日目にはさらに上位を目指して果敢な攻めを見せ、初日のポジションを守り切り 5 位入賞を果たした。「チーム・セラム」は、サスペンションのダメージを乗り越えて順位を上げ、11 位で完走を果たしている。
【プジョー 208 GTi ドライバーのコメント】
柳澤宏至 選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム) JN-5 クラス 5 位
「第 6 戦でクラッシュしてしまいましたが、最終戦となるこのラリーに向けてチームもしっかりと修復を行ない、万全の体制で挑みました。
プジョー 208 GTi は、シーズン中まったくトラブルもなく、信頼性の高さを強く感じました。
加えて、ラリー競技にとって最も重要なコントロール性の高さが武器になったと思います。その乗りやすさをタイムに結びつけることができなかったことが反省点ですが、そのなかで 5 位入賞という結果を残すことができました。
今シーズンは色々なことがありましたが、第 2 戦で優勝できたことで 208 GTi の実力を示すことができたと思います。1 年間応援していただき、ありがとうございました」
森康宏 選手(TEAM CERAM) JN-5 クラス 11 位
「今回のラリーは、初日に左フロントのロワアームを曲げてしまい、ペースを上げることができませんでした。
荒れた路面も多く、サスペンションには厳しいラリーでしたが、最後までしっかりと走り切ることができたのは、プジョー 208 GTi の丈夫なボディやサスペンションのおかげだと思います。
タイヤの使い方なども、まだまだ勉強しなければならないということを痛感したラリーでした。上位に食い込めるよう、さらに経験を積み重ねていきたいと思います」
全日本ラリー選手権第 9 戦 (最終戦)
新城ラリー2015 JN5 クラスリザルト
クラス/クラス順位/ドライバー/コ・ドライバー/車両/合計タイム
– JN-5/1 勝田貴元/足立さやか トヨタ 86 1:17:40.3
– JN-5/2 眞貝知志/漆戸あゆみ アバルト 500 ラリーR3T 1:17:52.1
– JN-5/3 天野智之/井上裕紀子 トヨタ Vitz GRMN Turbo 1:18:06.8
– JN-5/4 山口清司/竹原静香 トヨタ 86 1:18:24.7
– JN-5/5 柳澤宏至/中原祥雅 プジョー 208 GTi 1:18:49.7
– JN-5/6 新井大輝/Phil Hall トヨタ Vitz GRMN Turbo 1:19:40.5
– JN-5/7 曽根崇仁/桝谷知彦 トヨタ 86 1:19:41.0
– JN-5/8 関根正人/竹下紀子 三菱ミラージュ 1:19:53.6
– JN-5/9 石田雅之/遠山裕美子 トヨタ 86 1:20:25.0
– JN-5/10 木下聡/小坂典嵩 トヨタ 86 1:22:52.0
– JN-5/11 森康宏/菅野総一郎 プジョー 208 GTi 1:23:00.6
– JN-5/12 大橋逸夫/三浦昂 MINI JCW クロスオーバー 1:24:44.9
– JN-5/13 桝井和寛/桝井伸代 トヨタ 86 1:34:01.8
– JN-5/R 坂昭彦/草加浩平 スバル BRZ ──
– JN-5/R 折登文洋/中里守利 ホンダ・インテグラ・タイプ R ──
– JN-5/R 寺島信也/関根慎二 ホンダ・インテグラ・タイプ R ──
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム(柳澤宏至 選手/中原祥雅 選手)
TEAM CERAM(森康宏 選手/菅野総一郎 選手)