フェラーリは、フランクフルト国際モーターショーにおいて、マラネッロのV8 エンジン・オープントップ・スポーツカーの歴史に新たな章を刻むモデル、488 Spider を公式発表したが、併せてフェラーリの全ラインナップに Apple CarPlayが搭載されることとなった。
Apple 社の技術を世界で初めて搭載した FF では、シンプルかつ直感的な音声操作を提供。同タッチ機能は California T でも採用されている。
またこのCalifornia Tでは、スポーティーをテーマとした2 台のテーラー・メイド California T も展示された。
1台はグロス仕上げのGrigioTitanioボディにAntraciteのトップ、インテリアにはブラック・レザーとBluマイクロプレステージ・ハイテク素材を採用した現代的な仕様。このマイクロプレステージのカラーは、グリルとブレーキキャリパーも使われている。
もう 1 台の California T は、モータースポーツにおけるフェラーリのDNAを反映したもので、1957 年の 250TR を現代的に再現した。
この California T は、グリルをマットのGrigio Ferro Met 仕上げとし、フロントホイール・バンパーをスポーティーなレッド&ホワイトであしらった Piano Black のエクステリア・カラーで仕上げられている。
ボディ・カラーはインテリアにも生かされており、ブラック・レザーとRosso Cremisiカラーを多用することで、ヒストリック・レーシングカーを彷彿させる仕上げが施された。
その他、Bianco Italia にBlu Sterling のインテリアで仕上げたクーペ・バージョンの 488 もディスプレーされた。
12気筒エンジンのラインナップでは、Grigio Silverstone のボディにTortoraのキャビン・トリムで仕上げた 4シーター、4輪駆動の FF 。また F12 berlinettaは、Rosso Corsaのエクステリアにクラシックなベージュ・レザー・インテリアで、純粋なフェラーリの伝統を際立たものも展示された。