グループ一丸となりグローバルにコネクティッド戦略の更なる推進を目指す
トヨタメディアサービス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:友山茂樹)は6月9日に行われた取締役会で、来る2017年7月1日付で社名(商号)を「トヨタコネクティッド株式会社」(英文表記:TOYOTA Connected Corporation)に変更することを決議した。
なお同決議は、今年6月末日開催予定の第17期定時株主総会に於いて定款変更が承認されることを条件として、社名変更を実施する。
同社は2000年10月に「ITで顧客との接点を作る」ことを目的に設立された。
設立後、2002年に車載情報サービス「G-BOOK」を世の中に出し、国内だけでなく「北米」「中国」「タイ」「中近東」へと順次拡大し、主軸事業に発展させてきた。
現在は、弊社のテレマティクスをはじめとしたサービスで数百万の顧客との接点を毎年世界中に創出し続けている。
そうしたなかトヨタは昨年11月、本格的なコネクティッドカー時代を迎え、全車のコネクティッド化やビッグデータを活用した新たなモビリティサービスの創出を目指す「コネクティッド戦略」を発表した。
この動きのなかでトヨタメディアサービスは今後、トヨタコネクティッドとして、これまで培ってきた「クルマとIT」の最先端の技術・ノウハウを用いてコネクティッド戦略をグローバルに進める中核企業としての役割を担っていく構え。
トヨタグループにとって、この社名変更・ブランド統一は、グループの全従業員が「トヨタコネクティッド」のもとで一丸となり、グローバルにブランド価値の向上に取り組む決意の表明であると云う。
同社グループは、「企業理念である『人とクルマと社会をつないで豊かで心ときめくモビリティ社会の創造』のもとに、コネクティッドで新しいモビリティ社会の発展と自動車ビジネスの変革を目指してまいります」と述べている。