帝人フロンティア株式会社(本社:大阪市中央区、社長:日光 信二)が展開しているテント用ファブリックが、株式会社rimOnO(本社:東京都中央区、社長:伊藤 慎介)*1が開発する革新的超小型電気自動車「rimOnO」の試作車に、ボディーの外装用資材として採用された。
この「rimOnO」は、子育て世代や高齢者の新たな交通手段として注目されている「超小型モビリティ」を目指して開発された電気自動車である。
コンパクトで、運転や駐車がしやすく、軽量なファブリック製ボディーや、持ち運びが可能なカセット型バッテリーを使用することにより、省エネや低炭素社会の実現に貢献することできる。
また、ボディーの外装がファブリックであることから、容易に交換・変更することが可能。
この「rimOnO」のボディー外装用資材として採用されたのは、「シャガール」*2をはじめとする帝人フロンティアのテント用ファブリックで、良好な防水性、耐候性に加え、色・デザインなどの意匠性に特長があり、シーンに合わせた着せ替えが可能であることから「動くファッション」を実現することができると云う。
帝人フロンティアは、商業施設や住宅用の装飾テントや中・大型テント、および幅広い産業資材分野に向けて、さまざまなニーズに対応する高機能膜材*3を展開しており、今後も自社の素材や製品による新たな可能性を提案していくとしている。
*1「株式会社rimOnO」: 2014年9月に伊藤慎介氏(元経済産業省)と根津孝太氏(znug design)の2人が創業。
*2「シャガール」: PETボトルを再利用したポリエステル100%繊維「ECOPET」を使用したコットン調のハイクオリティ素材。顔料を練りこんだ原糸を使用することにより、色鮮やかで退色しにくいことが特長。
*3「高機能膜材」: インターネットサイト「TEIJIN AWNING MATERIALS 」を参照されたい。