コンチネンタルタイヤ、同社の新製品となる第6世代のタイヤをアジア太平洋地域で販売開始


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コンチネンタルタイヤが掲げる、アジア太平洋地域に重点を置いた長期成長戦略「Vision 2025」の実現に向けた重要な一歩を印す

自動車部品サプライヤーのコンチネンタルAG(本社:ドイツ、ハノーバー市、CEO:エルマー・デゲンハート)傘下のタイヤ部門は9月12日、中国・浙江省に於いて同社の第6世代となるふたつの新製品(「UltraContact UC6並びにComfortContact CC6」)を発表した。この2つは、アジア太平洋地域の市場専用に設計された第6世代のタイヤとなる。

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これまでにコンチネンタルタイヤは、第6世代製品の研究開発に重点を置いて投資を進めてた。

その開発段階では、同社のブランドを象徴するプレミアムな品質を実現するため、広範囲に及ぶ試験も行われている。

UltraContact UC6およびComfortContact CC6は、アジア太平洋地域の自動車ドライバーのニーズとドライビング環境を徹底的に理解したうえで設計されている。

この製品発表にあたって、同社・執行委員兼タイヤ部門統括担当のニコライ・ゼッツァー氏(Nikolai Setzer)は、「当社は、アジア太平洋地域には大きな将来性があり、コンチネンタルタイヤが今後も成長し続けるための重要な原動力になると考えています。

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ドイツ生まれの先進テクノロジーが組み込まれた第6世代製品の発売は、当社にとってアジア太平洋地域におけるテクノロジー分野でのマイルストーンであり、この発売によって、コンチネンタルタイヤが掲げる『Vision 2025』の実現にまた一歩近づきます」と述べた。

【UltraContact UC6の製品特徴】ドイツ生まれの先進技術によりハイパフォーマンスとプレミアムな品質を実現

<あらゆるパフォーマンスを両立し、ドライビング体験を充実>
ドイツ生まれの先進テクノロジーと画期的なトレッド構造を採用。快適な乗り心地と、オールラウンドなパフォーマンスを実現。

<ウェット路面でもハイレベルな安全性を確保>
ウェット路面でのハイレベルな安全性を確保するために、ウェットグリップ性能を高めてハイドロプレーニングを低減する「アクアドレイネージ」を追加することで、トレッド構造を再考。

また、ダイヤモンドエッジパターンにより、パターンブロックの「巻き込み」を防止し、制動距離の短縮を実現。加えて、面取りの角度がウェット路面から水膜を一掃することで、ウェット環境での制動距離を大幅に短縮。

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<グリップと走行距離を両立する適応型ダイヤモンドブレンドコンパウンド>
グリップを高める短鎖ポリマーと走行距離を伸ばす長鎖ポリマーで構成されるダイヤモンドブレンドコンパウンドの性能が、これまでに例のないレベルまで向上。

その結果、今まで以上の走行距離を実現しながらも、ブレーキング時とコーナリング時には高いグリップを発揮。

<騒音レベルを低減>
タイヤ溝の中の騒音波を遮断するノイズブレーカーの強化バージョン「ノイズブレーカー2.0」を導入することで、騒音レベルをさらに低減。

<豊富なサイズ>
15~19インチのリム径に装着可能で、幅広い乗用車モデルに対応。

【ComfortContact CC6の製品特徴】アジア太平洋地域のドライビング環境とドライバーが求めるニーズに応える設計

<上質で快適な乗り心地>
同社では、ドライビングの快適性を最優先に考えるドライバーにとって、最適なタイヤとして開発したと語っている。

<高い静粛性>
「ヘルムホルツ共鳴器」の原理に基づいて開発されたハーモニックコンフォートチャンバーをタイヤパターン内部のショルダーに配置することで、不快な騒音周波数を効果的に排除。

粗い路面に適応するポリマーが配合の「ウィスパーコンパウンド」により振動が抑えられ、タイヤの騒音を低減させた。

<路面の凹凸を吸収する柔軟なコンパウンド>
厳選された「ウィスパーコンパウンド」には減衰効果もあり、タイヤがさらに滑らかに回転することで快適な乗り心地を実現。

<耐摩耗性を向上し、より長持ち>
コンパウンド内の強力な硫黄連鎖によってポリマーの結合が強化、タイヤの長寿を実現。

<豊富なサイズ>
14~18インチのリム径に装着可能。

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製品発表の最後に、アジア・太平洋地域乗用車用補修タイヤ部門取締役副社長のフィリップ・フォン・ヒルシュハイト氏(Philipp von Hirschheydt)は、「ドライビング体験を新たな高みへと導く、まったく新しい第6世代製品をアジア太平洋地域のドライバーの皆様に提供できることに、胸の高鳴りを覚えます。

中国・合肥市の新しいトレーニングセンターのオープンに加えて、今回の第6世代製品の発売は、当社がアジア太平洋地域に注力していることを顕著に物語っています。

新たな第6世代製品は、『in the market, for the market(市場の中で、市場のために)』という当社の基本理念に沿って、アジア太平洋地域の工場で生産されるとともに、世界的な規格にも準拠する予定です」とコメントしている。

※日本での発売サイズ、発売時期については、順次決定される。

【スポンサーシップ】
コンチネンタルのタイヤ部門は、UEFA EURO 2016 フランス大会、AFCアジアカップ UAE 2019、ドイツDFBカップ、米国・カナダのメジャーリーグサッカーのオフィシャルスポンサーでもある。
http://www.ContiSoccerWorld.com To-jump-to-external-page20150401

日本語公式サイト: http://www.continental-tire.jp To-jump-to-external-page20150401
日本語公式Facebookページ: http://www.facebook.com/continental.japan To-jump-to-external-page20150401