パイオニア、CES 2019に出展


米国で開催される世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス見本市

パイオニア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役 兼 社長執行役員 :森谷 浩一)の米国販売子会社であるPioneer Electronics (USA) Inc.は、2019年1月8日(火)~11日(金)に米国ネバダ州・ラスベガス市で開催される、世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス見本市「CES 2019」に出展する。

出展概要は、車室空間における『総合インフォテインメント』のリーディングカンパニーを目指すべき、自動運転社会に向けて当社が開発を進めているさまざまな先進技術や、テレマティクスサービスの取り組みなどを展示していく構え。

開催期間 :2019年1月8日(火)~11日(金)
公式サイト:http://www.ces.tech/ 
パイオニアブース:ラスベガスコンベンションセンター 北ホール3902番ブース
出展者 :Pioneer Electronics (USA) Inc.

主な出展内容
1):「3D-LiDARセンサー」など、自動運転に向けた取り組み
今年9月より提供を開始しているMEMS※ミラー方式の「3D-LiDARセンサー」3種4モデルに加え、「周辺環境認識」アルゴリズムや、地図の生成などに必要な「自車位置推定」アルゴリズムについて、デモンストレーションやビデオ映像を交えて提案する。

また、ルネサス エレクトロニクス株式会社の車載情報システムSoC「R-Car」を使用した、カメラとLiDARのセンサーフュージョンのデモンストレーションのほか、2019年以降に提供を予定している「3D-LiDARセンサー」の新モデルのモックアップも展示する。※MEMS(Micro Electro Mechanical System):微小電気機械システム

2):欧州での自動車保険向けテレマティクスサービス(参考出品)
IoTデバイスとデジタル地図データを組み合わせた先進運転支援システムを参考出品すると共に、欧州自動車保険向け並びに業務車両向けのテレマティクスサービスの取り組みを提示する。

コンセプト・コックピットのイメージ
コンセプト・コックピットのイメージ

3):コンセプト・コックピット(参考出品)
完全自動運転(自動運転レベル5)での移動空間を体験できるシミュレーション環境を提案する。具体的には、車室内空間全体を活用した映像や音による情報提供や、それらをリラックスした状態で操作できるデバイス※、生体センシング・フィードバックなどの多様なHMIの体験を提供する。※サイプレスセミコンダクター社との共同開発

4):最新のカーエレクトロニクス製品
クルマのコネクテッド化を実現する最新のメインユニットや、ハイレゾ音源対応など高音質化を実現する製品に加え、ボートなどクルマ以外の乗り物向けの耐候性型オーディオ、スピーカーを展示。また、米国市場向けとして当社初となる安心・安全なカーライフを実現するコネクテッドソリューションも紹介する。

5): “ペダリングモニターシステム”第三世代モデル (サイクルスポーツ製品)
2018年11月に発売したペダリングモニターセンサーと、2019年1月に発売するGPSサイクルコンピューターの新製品を展示。ペダリングを可視化することで、サイクリストのトレーニングをサポートする。

関連URL:https://jpn.pioneer/ja/