日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人 以下、日産)のタイの販売金融子会社であるニッサンリーシング(タイランド)と、三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、取締役CEO:益子修 以下、三菱自動車)のタイ現地法人ミツビシ・モーターズ・タイランドは7月25日、タイで三菱自動車を購入する個客向けの販売金融サービスブランド「ミツ・リーシング」を立ち上げたと発表した。
今協業では、ニッサンリーシング(タイランド)社が、日産ディーラー向けの既存の金融サービスとは別に、タイの三菱自動車ディーラー向けに「ミツ・リーシング」として卸売および小売の金融サービス・商品の提供を行う。
三菱自動車はタイで「ミツ」の愛称で親しまれており、新サービスの由来となっています。ミツ・リーシングは今月からタイ市場向けに提供開始する予定。
ニッサンリーシング(タイランド)社の社長であるアンドリュー・メイアー氏は、「新しい金融サービスのミツ・リーシングの立ち上げは大きな進展です。
日産と三菱自動車の新たなグローバルアライアンスでは技術開発、プラットフォームの共通化、生産拠点の共用などがすでに計画されていますが、今回の発表は三菱自動車との新たな提携における重要なマイルストーンのひとつとなります」と語った。
なお今協業は、6月5日に開始を発表したオーストラリア、ニュージーランド、カナダにおける三菱車向け販売金融サービスに続くもので、両社は金融サービス分野においてさらなるシナジー創出を目指している。
この取り組みについて、ミツビシ・モーターズ・タイラインドの社長兼CEOの一寸木 守一氏は、「豊富な選択肢と競争力の高い金融サービスを提供することで、当社のディーラーとお客さまに新たな価値をもたらすことでしょう」と述べている。