日産、自動車購入のオンライン窓口「ニッサンダイレクト」を開始


「NISSAN@DIRECT」東海地区4県(岐阜・静岡・愛知・三重)で実証へ

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は11月26日、顧客が在宅のままでクルマの検討・与信・契約・納車までの手続きを行える新オンラインサービス「NISSAN@DIRECT」のトライアル運用を東海地区4県(岐阜・静岡・愛知・三重)で来年2月末まで実施すると発表した。

この「NISSAN@DIRECT」は、消費者の価値観が多様化する中、より手軽にクルマを購入したいとする顧客に対応した新しいオンラインサービスとしてスタートさせるもの。

先の通りで、オンラインサービスを利用したい顧客は在宅のままでクルマの検討から納車まで一気通貫に手続き可能。細かな質問に対しても専門コンシェルジュがチャットや電話でサポートしていく。最終的な契約手続き自体はオンラインと郵送で完結させる。また契約完了後にはクルマを自宅に届けるという仕組みだ。

なお対象車両は当初、マーチ、キューブ、ジュークの3車種に限定。いずれも人気グレードに推奨オプションの日産オリジナルナビゲーション、ETC、ドライブレコーダー、フロアカーペット等を搭載済のシンプルな選択肢を用意している。

またこのサービスは、株式会社日産フィナンシャルサービスの日産マイリースプランの仕組みを活用する。

リース料には、車両本体、各オプション、自動車取得税、登録諸費用、リース期間中の自動車税、重量税、自賠責保険料、メンテナンス費用を含むため、車検や点検などの突然の出費を心配することなく、毎月定額を支払うだけでクルマが保有できる。

契約期間は5年と7年から選択、アフターサービスは、近隣の日産正規ディーラで対応する。今後の全国展開については今回の試行実証を踏まえて検討していくとしている。

NISSAN@DIRECTサイト:https://ws.nissan.co.jp/