三菱自動車、２０１５年７月の生産・販売・輸出実績を発表

グローバル生産は低調だが、国内に於ける登録車販売に光明

三菱自動車工業株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長兼ＣＯＯ：相川哲郎、以下、三菱自動車）は、２０１５年７月の生産、国内販売、輸出の実績（速報）を発表した。

【生産】
その発表数値によると、まず総生産は２０１５年４月以来、４ヶ月連続前年比減（前年比８８．６％）となっている。そのうち国内生産は２０１５年４月以来、４ヶ月連続前年比減（前年比８９．１％）。

海外生産も２０１５年５月以来、３ヶ月連続前年比減（前年比８７．９％）となっている。内訳は、アジア３５，２５８台：前年比　８６．５％、（中国・５，２４６台：前年比　７９．４％。タイ・２１，４８３台：前年比　８６．２％。北米・４，２７４台：前年比　８３．９％）となり全体（４３，９３６台）で前年比減になった。

【販売】
対して国内販売に目を転じると、２０１４年５月以来、１４ヶ月ぶりに前年比増（前年比１０１．０％）、シェア＊：２．５％（前年同月：２．３％）となっている。＊含．軽自動車及び輸入車。

その内訳は、パジェロの販売増（２５５台：前年比　２８０．２％：＊２００６年１０月４日発売）。

デリカD：５の販売増（１，１２９台：前年比　１４３．８％：＊２００７年１月３１日発売）。

ミラージュの販売増（４１６台：前年比　１００．２％：＊２０１２年８月３１日発売）。

アウトランダーの販売増（３９７台：前年比　２９１．９％：＊２０１２年１０月２５日発売）。

アウトランダーのPHEV販売増（２，３８３台：前年比　３４０．４％：＊２０１３年１月２４日発売)となり、対して、RVR販売減（２０５台：前年比　９４．９％：＊２０１０年２月１７日発売）。

デリカD：２の販売減（３００台：前年比　６９．４％：＊２０１１年３月１０日発売）。

eKワゴン・eKカスタムの販売減（１，７６２台：前年比　５９．８％：＊２０１３年６月６日発売）。

eKスペースの販売減（１，３６３台：前年比　７９．８％：＊２０１４年２月１３日発売）となり、全体（９，７４７台）に於いては１４ヶ月振りの前年比増になった。

【輸出】
最後に輸出出荷は、２０１５年６月以来、２ヶ月連続前年比増（前年比１０７．０％）となっている。

その内訳は、アジア３，８５３台：前年比１１４．２％、北米５，５５８台：前年比１２６．５％、欧州１２，４５３台：前年比８８．４％となり、全体（３７，１６１台）では前年比増になった。

発表数値の詳細は以下の通り。