三菱ふそう、ペルー市場に新型車両を投入


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ふそうブランドの中・大型トラックを新たに当社の中南米最大市場であるペルーに投入

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下MFTBC)は、ダイムラー・トラック・アジア(以下、DTA)として協業するDaimler India Commercial Vehicles Pvt. Ltd(以下、DICV 社)のオラガダム工場で生産したFUSOブランドの中・大型トラックの販売をペルーで開始する。

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同社は、ペルーでの上記車両の投入にあたり5月24日、首都リマで発表会を開催。中型トラック「FA」「FI」、そして大型トラック「FJ」を披露した。

過酷な走行環境での要件を満たす車両に高い期待

アンデス山脈が縦走するペルーは、起伏に富み、海抜4000メートル級の山岳地帯が数多くある。南北に長い国土を長距離輸送し、走行環境が過酷で険しい山岳地帯を登坂するトラックには、高いエン ジン・耐久性能が求められる。

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発表の席上でMFTBC取締役副社長兼セールス・カスタマーサービス本部長のミヒャエル・カンパー氏は、「大型FJ は2013 年の販売開始以来、こうした最も厳しい要件を満 たす車両として投入国ですでに認知されており、ペルーでも大規模輸送会社から新興企業まで幅 広い顧客層から期待が高まっています」と述べた。

新型ふそうのラインアップは、エンジン性能、燃費、エアロダイナミクス、長距離輸送に最適な居住性、操作性などが高く評価されている。

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新型車両投入と全国30カ所以上の拠点を通じて、更なるマーケットシェア拡大を目指す

ペルーの現地販売店MC Autos del Peru社・社長のホルヘ・ゴンザレス氏はペルー市場への同車投入にあたり、「高い品質力や機能性と効率性に優れたデザインに加えて、十分な在庫を持つ補用部品、そ して全国30 カ所以上にある拠点で提供するカスタマーサービスに強みがあります。

今回新たな車両を投入することで、現在のマーケットシェアを2 桁までに拡大することを目指します」と当地に於ける拡販に対する抱負を述べた。

MFTBCは1980年代以来、ペルーに大・中・小型トラックと小型バスを投入してきた。これにより、当地に於いては、欧州ブランドを含めた商用車市場の中で最大のマーケットシェアを維持している。

同社によると、特に小型トラック「キャンター」と、小型バス「ローザ」はエンジン性能と車両の耐久性能での評価は高と云う。

同社は今回の新中・大型車両の導入により、当地の輸送車両ユーザーの選択肢を広げ、更なる販売拡大と新規顧客獲得を目指す。

FUSO ブランドの新型トラックについて
FUSO ブランドの新型トラックは、車両総重量9〜16トンの中型トラック「FA」、「FI」および車両総重量または連結車両総重量25〜49tの大型トラック「FJ」、「FO」、「FZ」の5 機種で構成されており、お客様へより幅広い選択肢を提供している。

同車はインド南部のチェンナイの近郊に位置するDICV 社オラガダム工場で生産されている。

MFTBCのSNS公式ページ : https://www.facebook.com/FusoOfficial MFTBCの動画サイト:http://www.youtube.com/Fusoofficial

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