川崎重工業株式会社(本社:東京都港区海岸・神戸市中央区東川崎町、代表取締役社長:村山滋、以下、川崎重工)並びに株式会社カワサキモータースジャパンが開発したハイパフォーマンススポーツモデル「Ninja H2R」の意匠が、公益社団法人発明協会主催の平成28年度全国発明表彰に於いて、「発明賞」を受賞した。
全国発明表彰は、大正8年に我が国の科学技術の向上および産業の発展に寄与することを目的に始まり、我が国に於いて功績を挙げた発明、考案、ならびに意匠を表彰する制度。
今回の受賞は、「量産二輪初の自社製スーパーチャージドエンジン(過給機搭載エンジン)」で必要となる「ラムダクト」を効率良くレイアウトするとともに、300km/hオーバー時の「走行安定性」「エンジン排熱」および「ライダープロテクション」を同時に達成し、超高速度域においても安心したライディングを可能とする、「Ninja H2R」のデザインが高く評価された。
表彰式は、発明協会総裁の常陸宮殿下ならびに同妃殿下ご臨席の基、6月15日にホテルオークラ東京にて開催された。
同社では、「今回の受賞を機に、今後もデザイン力でカワサキブランドを強力にアピールしていくとともに、独自性・革新性に富んだ製品・サービスの提供に努めてまいります」と述べている。
【受賞件名】
超高速走行時の安定性を確保した自動二輪車の意匠(意匠登録 第1518282号)
【受賞者】
松村 典和:(モーターサイクル&エンジンカンパニー 技術本部 デザイン部 スタイリング課 アシスタントデザインマネージャー)
植本 匠:(モーターサイクル&エンジンカンパニー 技術本部 デザイン部 スタイリング課 シニアデザインマネージャー)
山田 真司:(元 モーターサイクル&エンジンカンパニー 技術本部 デザイン部 スタイリング課)