JXTGエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:杉森務)は12月21日、ベンチャーキャピタル「スパークス・グループ株式会社(以下、「スパークス」)」が組成する「未来創生2号ファンド(正式名称「未来創生2号投資事業有限責任組合」)」に出資すると発表した。
未来創生ファンドは、スパークスを運営者としトヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた3社の出資で2015年11月より運用を開始し、「AI」、「ロボット」、「水素」の分野において、革新的な技術を有する有望 ベンチャー企業を多数発掘してきた。
同社が出資する「未来創生2号ファンド」は、前述の3分野に「電動化」と「新素材」を新たな投資対象に加え、2018年8月から運用を開始していた。
同社では、「自動車産業にはCASEと呼ばれるコネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化の4つの変革の波が押し寄せており、これまで以上に革新的な技術やビジネスモデルが誕生するなど、新規事業創出の可能性が広がっています。
未来創生2号ファンドの投資対象には、自動車産業に関連する新技術を有するベンチャー企業も含まれています。
そのため、当社は、ファンドに出資することでモビリティ関連の新技術や市場動向など広範な情報をタイムリーに入手することが可能となり、事業戦略への活用および新規事業の早期創出につながると判断しました。
当社は、JXTGグループの行動基準の一つである「価値ある商品・サービスの提供」のもと、今後も国内外のベンチャー企業との連携を図り、革新的な技術および有用な商品・サービスの開発・提供を通じて、国内外の社会課題の解決に貢献し、お客様の満足と信頼獲得に努めてまいります」と話している。