F1のジェンソン・バトン選手、TEAM MUGEN(チーム・ムゲン)から鈴鹿1000kmに参戦


2017年SUPER GTシリーズGT500クラスに、NSX-GTで参戦中のTEAM MUGEN(チーム・ムゲン/監督:手塚 長孝)は、「2017年 AUTOBACS SUPER GT Round 6 第46回インターナショナル SUZUKA 1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”」 (決勝8月27日<日> 以下、鈴鹿1000km)に、McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)のF1ドライバーであるジェンソン・バトン選手の起用を決定した。

これによりTEAM MUGENは、レギュラードライバーの武藤英紀選手と中嶋大祐選手にバトン選手を加えた、ドライバー3名体制で鈴鹿1000kmに臨むことになる。

なおバトン選手は、来る6月6日(火)・7日(水)に鈴鹿サーキットにて行われるタイヤメーカーテストに参加予定となっている。

鈴鹿1000kmは、1966年から続く国内で最も長い歴史を誇る自動車レースであるが、今年が最後の開催となり、2018年からは新たな耐久レースとして生まれ変わる見込みだ。

ジェンソン・バトン選手のコメント
「昨年12月のHonda Racing THANKS DAYでNSX CONCEPT-GTをドライブし、実際にレースに興味がわきました。Hondaと一緒に話し合った結果、鈴鹿1000kmに出場できることになり、とてもうれしく思います。

TEAM MUGENの一員として貢献し、勝利を目指したいと思います。日本のファンの皆さんの前で再びレースができることを本当に楽しみにしています」

TEAM MUGEN 手塚 長孝監督のコメント
「今回、TEAM MUGENに力強い味方としてジェンソン・バトン選手を迎えられることになり、大変うれしく思います。

F1世界チャンピオンとしての素晴らしい走りを鈴鹿サーキットで見せてくれることと期待しています。

今年で最後となる鈴鹿1000kmでTEAM MUGENらしい勢いのあるレースができるよう、武藤選手、中嶋選手、バトン選手とともに、一丸となって取り組みます。ご声援のほどよろしくお願いします」

本田技研工業株式会社 執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長 森山 克英氏のコメント
「バトン選手の鈴鹿1000km参戦を歓迎します。NSX-GTをドライブするバトン選手の勇姿を見るのも楽しみですし、バトン選手自身もエンジョイしてくれるでしょう。

F1世界チャンピオンであるバトン選手の加入でHonda陣営の総合力を更に上げ、勝利を目指します」