日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は9月24日(米国時間)、新型「日産リーフ」のEVパワートレインが、米国の自動車メディア「ワーズ社」の2025年・10ベストエンジン&推進システムに選出されたと発表した。
同賞は、米国市場において、革新的な技術、パワーやトルク、効率性に優れたパワートレインを表彰するもの。
3代目新型「リーフ」の3-in-1 EVパワートレインは、モーター、インバーター、減速機を一体化したコンパクトなユニットで構成。
軽量化、小型化、エネルギー効率と走行性能の向上を目指したもの、最高出力は214hp、最大トルク314Nmを発生。最大航続距離は303マイルを実現するとともに150Kwの急速充電に対応している。
同受賞にあたり北米日産で開発部門を担当する副社長のクリス・リード氏は、「新型リーフは、日産が持つEV技術の粋を集めたモデルです。先進的で効率的、そして運転が楽しいEVです。航続距離、技術、走行性能を向上させながらも『リーフ』は米国で最も手頃なEVとなっています。これは、EVが多くのお客さまにとっても身近で、魅力的であることをお伝えするという当社の取り組みの証です」と述べた。
またワーズ社で「10ベストエンジン&推進システム」のマネージャーを務めるクリスティ・シュバインズバーグ審査員は、「新型リーフのパワートレインは、スポーティなキャラクターに大きく貢献しています。瞬時に発生する354 Nmのトルクによって、軽快な加速と高速道路でのスムーズな走行を実現しています。審査員が行ったデトロイトでの試乗においては非常に高い電費性能を確認しました」と話している。
米国市場 新型「リーフ」のバッテリーおよびパワートレインの主な特徴は以下の通り
- 温調機能付きの液冷式75kWhリチウムイオンバッテリー
- J1772および北米充電規格(NACS)に対応したデュアル充電ポート
- プラグ&チャージ*3機能により、公共充電*4がシームレスに利用可能