本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘)は、コンパクトSUVの「VEZEL(ヴェゼル)」に安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプで標準装備し、加速フィール等の仕様の洗練度を上げて2月16日(金)に発売した。
同社によると今回のモデルチェンジでは、上質感を高めたエクステリアの改善や心地良いインテリア環境を整え、ハイブリッドモデルに採用した「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-DCD」をチューニングするなどでスムーズな加速フィールを実現したと云う。販売計画台数(国内・月間)は5,000台としている。
主な変更点では、まずエクステリアデザインの進化。具体的にはフロントのバンパーやグリルのデザインを変更し、インラインタイプのLEDヘッドライトを採用した。
ボディーカラーには、新開発色である「オーロラアメジスト・メタリック」と「シルバーミストグリーン・メタリック」を含む3色を新たに追加して全8色のラインアップを設定した。
インテリアでは、フロントシートの形状を刷新しステッチを変更することで、ホールド性と質感を向上。iPhoneやAndroidTMなどのスマートフォンをUSBで接続し、音楽再生や通話、マップアプリケーションの操作などを、ナビ画面や音声で行える「Apple CarPlay」「Android AutoTM」に新たに対応させた。
ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」では、ブレーキペダルにリンク機構を新採用することで、ブレーキ踏み込み時のペダルの軌跡を最適化し、よりスムーズなブレーキフィールを実現している。
静粛性では、ボディーに制振材を追加し最適配置。加えてエンジン内の高圧燃料ポンプの構造を見直すことで、走行時に発生するエンジン音を低減させた。