NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社・本社:名古屋市中区錦2-18-19代表取締役社長CEO:宮池 克人、以下、NEXCO中日本)名古屋支社を含む新東名(愛知県)開通効果検討会議は2月10日、昨年2月に開通した新東名高速道路(浜松いなさJCT~豊田東JCT)のストック効果を発表した。
具体的には、昨年2016年2月13日(土)に新東名高速道路(愛知県区間)の浜松いなさJCTから豊田東JCTまでの延長約55kmが以下4者の協力体制により開通した。
- 国土交通省中部地方整備局
- 中日本高速道路株式会社名古屋支社
- 愛知県・浜松市・岡崎市
- 豊川市・豊田市・新城市
この程、同区間の開通後おおむね1年を迎えて、「新東名(愛知県)開通効果検討会議(※1)」が、同区間開通によるストック効果(整備された社会資本が機能し継続的に発揮される生産性向上等の効果)についての報告を発表した。
そのおよその概要は以下の通り
- 東名・新東名の渋滞が約9割減少した。(外部PDFリンク)
- 東名・新東名のトラックドライバーの生産性が15%向上。具体的には所要時間で「年間・約200万時間」が短縮された。(外部PDFリンク)
- 自動車部品の輸送(愛知~関東)では定時性が向上した。(外部PDFリンク)
- 約5年間で、沿線に223件の工場が立地する結果となった。(外部PDFリンク)
- 東名通行止め発生時に、新東名が迂回路としての機能している。(PDFリンク)
- 静岡県から岐⾩県下呂市への観光客数が増加した。(外部PDFリンク)
- その他参考開通後の交通状況など。(外部PDFリンク)
(※1)新東名(愛知県)開通効果検討会議メンバーは以下の通り
国土交通省中部地方整備局・中日本高速道路株式会社名古屋支社・愛知県・沿線市(浜松市・岡崎市・豊川市・豊田市・新城市)
同検討会議のWebサイト:http://www.cbr.mlit.go.jp/road/shintomei