クラリオン(※1)は、日立オートモティブシステムズ(※2)が日立グループブースを出展する「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2016 横浜」(主催:公益社団法人自動車技術会、会期:5月25日から27日まで、パシフィコ横浜展示ホール、横浜市西区)で、人と情報をつなぐことで安全・快適な運転を実現するクラリオンのHMI(Human Machine Interface)システムの体感コーナーや駐車支援カメラシステムなどを展示する。
(※1)クラリオン株式会社(本社:埼玉県さいたま市中央区、代表取締役社長:川本英利、以下、クラリオン)
(※2)日立オートモティブシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区大手町、取締役社長兼COO:関 秀明)
日立グループブース(ブース番号:84)では、日立オートモティブシステムズが日立オートモティブシステムズグループの「ADAS」(先進運転支援システム : Advanced Driver Assistance System)や「AD」(自動走行システム : Automated Driving)などに関連した各種技術・製品を展示。
日立オートモティブシステムズとクラリオンが共同で以下のコーナーに分けて展示する出展概要は以下の通り
今回の展示会では、高度安全走行を支える「認識」「制御」「駆動」の技術として、ステレオカメラや自動運転ECU (Electronic Control Unit)、走行系電子制御アクチュエーターを連携させた「ADAS」「AD」を紹介する。
また、ブースの正面中央に設置するモニターでは、日立オートモティブシステムズとクラリオンが共同で開発し、2016年2月に茨城県ひたちなか市の常陸那珂有料道路で行った自動走行システムの走行実証試験の映像を放映していく。
そのほか、電動車両の駆動を支える製品や、内燃機関の高効率化を図る製品、クラリオンのHMIシステム、最新の駐車支援カメラシステム「SurroundEye(サラウンドアイ)」の映像紹介などを行う。
先進運転支援システムコーナー
ステレオカメラやミリ波レーダーなどの外界認識センサーや、電子コントロールユニットなどの統合制御ユニット、走行系電子制御アクチュエーターなど、ADAS、ADに不可欠な「認識」「制御」「駆動」を担う製品・システムを紹介する。
電動パワートレインシステムコーナー
クルマの電動化を支える基幹部品として、電動車両を支えるモーターや、モーターを駆動制御するインバーター、排出ガスの低減や燃費向上に貢献する高出力なリチウムイオン電池を展示する。
エンジンパワートレインシステムコーナー
低炭素社会に向けた日立オートモティブシステムズの製品を紹介する。併せて内燃機関を高効率化するエンジンコントロールユニットをはじめとする「高効率エンジンシステム」に加え、カメラやレーダーなどの外界認識センサーを利用した低燃費に貢献するパワートレインシステムを展示していく。
モータースポーツコーナー
日立グループが協賛している米国インディカーのチーム・ペンスキーや、国内で高い人気を博している全日本選手権スーパーフォーミュラの迫力あるレース映像をモニターで放映する。
160517_01-01ブース外観イメージ
160517_01-02クラリオンのHMIシステムの体感コーナーイメージ