日本自動車販売協会連合会(所在地:東京都港区芝大門、会長:櫻井誠己、略称:自販連)は、平成28年2月新車販売台数(軽を除く)、並びに乗用車系車名別ランキングを発表した。
それによると同月・登録車の新車販売台数は、前年同月比4.6%減の27万5165台と5カ月ぶりに減少している。
車種別内訳は、乗用車が4.1%減の23万9409台となり、そのうち普通乗用車が5.5%増の13万1640台、小型乗用車が13.6%減の10万7769台となった。
また商用車は、普通トラックが13.1%減の1万3702台となっている。
一方、同月の車名別国内新車販売台数では、昨年12月に刷新されたトヨタ・プリウスが前年同月比44.9%増の1万9010台となり、3カ月連続で首位を維持している。
同車は1月に於ける販売台数が、新車効果もあってか2万台超を記録していたが、2月は2万台には届かなかった。
この2万台未達は、2月にトヨタ全社工場に於いて、車両の組み立て生産を約1週間停止している影響が出たものと考えられる。
いずれにしても年始以降の国内景気動向の軟調さが影響し、保有・運用コストが低く、経済的価値の高い車両が上位を占めている。
平成28年2月新車販売台数(登録車)
● 関連リンク
(社)日本自動車販売協会連合会ホームページ